(中川村で自然農を営む、天晴(あっぱれ)農園の畑。奥の建物は手作りの作業小屋)
週末は、中川村の友人と交流することが多い。
最近、あっぱれ農園さんと友だちになり、野菜を取り始めた。自然農の野菜は、味が濃い。
水菜は辛く、インゲンは濃厚な豆味。
中川村は、同年代の魅力的な人が多いのだけれど、実は村長もすごい。
FBで一度引用したけれど、脱原発や沖縄の平和運動にも意識が高く、ご自身の考えを明確に表明していて尊敬しています。
村のHPに、脱原発について記事があったのだけれど、非常に NEW CLEAR な感じ。
元電通の方だが、当時、電力会社の担当を命ぜられたが原発に加担するのが嫌で断ったという話も書いている。
すごい。ぜひ、一読を【「脱原発をめざす首長会議」に参加した思い】。こんな村長もいる村に、ぜひ住ませてもらえたらいいな!
さて、ぼくも前職の茨城県観光課時代に、電源交付金を使った県の観光PRテレビCMを作る担当になったことがある。
それは「JCO臨界事故でマイナスイメージをうけた原発立地地域のイメージアップをするため」という文科省の補助金だったけれど、原発業界のお金を使うのは嫌だな、という思いと、今どき莫大な宣伝費(2000万円強)をかけてテレビCMで誘客をする効果があるのか、という気持ちで、「CMをやる意味がよくわからない」と上司に言った。でも、「いやなら担当を外すからやめろ」と言われ、何となくすぐに引き下がってしまいました。
実際は、仕事をすることで、まさに電通にも企画提案を出してもらい(不採用だったが)、もろもろのテレビ業界の一端を知ることはできた。
観光分野にまで、しかも文科省からも、原発マネーが流れているというのも初めて知った。
でも、最初の違和感、疑問を保持することができなくて、流されてしまったのは複雑な気持ち。
なんでJCO事故の補償金みたいなお金を予算にしていたのか。
おそらく県としては、非常に財政状況が悪い中、補助金をもらえればなんでもよかったんだと思う。
原発対策だろうが、過疎化対策だろうが、地方交付税だろうが、もらえるお金はもらう。
それで地元に観光客を呼びたい・・
しかし、原発がらみのお金を得る代わりに、反対ができなくなっていく。
自由がなくなる。
再稼動した福井県もきっとそう。
原発のリスクは福島原発でわかったのに、まだ安全だと思いたい。
反対はできない。お金のために・・
それだったら、これからはお金の流れを変えて、望む社会を創ることに役立てよう。
その本当にささやかな動きとして、地域の自然エネルギー事業へ出資する「市民ファンド」があるのだと思う。
おひさまエネルギーファンド
週末は、中川村の友人と交流することが多い。
最近、あっぱれ農園さんと友だちになり、野菜を取り始めた。自然農の野菜は、味が濃い。
水菜は辛く、インゲンは濃厚な豆味。
中川村は、同年代の魅力的な人が多いのだけれど、実は村長もすごい。
FBで一度引用したけれど、脱原発や沖縄の平和運動にも意識が高く、ご自身の考えを明確に表明していて尊敬しています。
村のHPに、脱原発について記事があったのだけれど、非常に NEW CLEAR な感じ。
元電通の方だが、当時、電力会社の担当を命ぜられたが原発に加担するのが嫌で断ったという話も書いている。
すごい。ぜひ、一読を【「脱原発をめざす首長会議」に参加した思い】。こんな村長もいる村に、ぜひ住ませてもらえたらいいな!
さて、ぼくも前職の茨城県観光課時代に、電源交付金を使った県の観光PRテレビCMを作る担当になったことがある。
それは「JCO臨界事故でマイナスイメージをうけた原発立地地域のイメージアップをするため」という文科省の補助金だったけれど、原発業界のお金を使うのは嫌だな、という思いと、今どき莫大な宣伝費(2000万円強)をかけてテレビCMで誘客をする効果があるのか、という気持ちで、「CMをやる意味がよくわからない」と上司に言った。でも、「いやなら担当を外すからやめろ」と言われ、何となくすぐに引き下がってしまいました。
実際は、仕事をすることで、まさに電通にも企画提案を出してもらい(不採用だったが)、もろもろのテレビ業界の一端を知ることはできた。
観光分野にまで、しかも文科省からも、原発マネーが流れているというのも初めて知った。
でも、最初の違和感、疑問を保持することができなくて、流されてしまったのは複雑な気持ち。
なんでJCO事故の補償金みたいなお金を予算にしていたのか。
おそらく県としては、非常に財政状況が悪い中、補助金をもらえればなんでもよかったんだと思う。
原発対策だろうが、過疎化対策だろうが、地方交付税だろうが、もらえるお金はもらう。
それで地元に観光客を呼びたい・・
しかし、原発がらみのお金を得る代わりに、反対ができなくなっていく。
自由がなくなる。
再稼動した福井県もきっとそう。
原発のリスクは福島原発でわかったのに、まだ安全だと思いたい。
反対はできない。お金のために・・
それだったら、これからはお金の流れを変えて、望む社会を創ることに役立てよう。
その本当にささやかな動きとして、地域の自然エネルギー事業へ出資する「市民ファンド」があるのだと思う。
おひさまエネルギーファンド