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【自転車遍路2周目(逆打ち):第13ステージ29~25番】

第5遠征(2泊3日)の2日目。

昨日は29,28番を打ち残してしまった。
宿に荷物を置かせてもらって10km戻って29番→28番→再び宿に戻って荷物GETの流れにすることにした。
この打戻りにより約20kmの距離増となりメンタルもへこむが、これも遍路の醍醐味。雨も降っていないし
恵まれていると言い聞かし、6:30宿出発。

6:55【29番:国分寺】宿:ゲストハウス水仙の里から約10.2km。
朝早めなのだが、農家の方が多いのか結構車が多かった。
大師堂のところに5色の「御手綱(みてづな)」があり、これが大師様につながっているとのことで
紐に触れて南無大師遍照金剛を唱えた。


7:50【28番:大日寺】29番:国分寺から約11.2km。
国分寺近くに「へんろいし饅頭」があって食べてみたかったが8:00営業開始で断念。
大日寺直前に10%強の坂があるが300m程と距離が短いので勢いで登る。


8:15【宿:ゲストハウス水仙の里】28番:大日寺から約1.5km。
荷物を取りに帰ってきた。宿の方におにぎり弁当を頂いたが、道中好きなタイミングで食べれるので非常に助かる。
8:30宿の方にお礼を言って出発。同じタイミングで出発のバイクの方と少し会話。これから国道195を東に行くそう。


ここからは国道55号に沿って延々と東へ。
夜須から自転車道(3、4枚目)に移って走るが安芸で再び国道へ。
昨年、室戸荘のおばちゃんに聞いたが時間の関係で寄れなかった「焼きナスのアイス」(6,7枚目)へ。
「焼きナス」と「青のり」のダブルを食べた。個人的にどちらもハマらなかったが、2つを混ぜてみると
何味というわけではないが、意外においしかった。今度は普通の味を食べてみたい。


ここからいよいよ神峯。1周目に足着きしたのはココと太龍寺。因縁の坂だ。
西から行くと広域農道の登り口(1枚目)がありここからだとしばらく道がきれいだが
前回同様民宿側(2枚目)から登ることにする。


フロントパニアバッグ右側を外し、残した左側に最小限の参拝セットを詰め込んだ。
外した荷物は自己責任で「とある場所」に置き、いざクライム開始。
麓から行くと約3.4km平均10.6%、最初の2kmは緩い箇所もある。しかし、残り1.5kmからが平均16.1%の最凶の坂
が始まるためペースは抑え気味に。腰にも若干違和感があるのでダンシング(立ちこぎ)はラストの駐車場越える
あたりまでは封印することにした。
また、Stravaのライブセグメントを利用してサイコン上にゴールまでの残り距離が表示されるようにした。
これでサイコンを見さえすれば後何mで着くかを把握できるのでメンタル効果は高い。(横峰寺でも使用)

(※ここから頂上までは下り時に撮影した写真。)

後半エリアに突入直後、後ろから車(選挙関係)が一台来るが右手で譲る合図をして早めに対処。
その後見たことある残り800mの看板。ドリンクボトルを飲むのも気を付けないと危ないくらい勾配がある。


残り300m看板。前回はこの看板の後で足をついた。


「この上すぐ駐車場」看板。残り200m程度だと思うが、自転車だと全然「すぐ」ではない。


歩き用の階段と交差しまくっている。鶴林寺を思い出す。


駐車場を通過して残り約100mの螺旋ゾーン(上から撮影)。ここでダンシング開放。一気に上を目指す。


そして、ついにノンストップ登頂、一年越しのリベンジを達成。誰もいないが両手を挙げてガッツポーズ。
初見時には気づかなかったが、勾配が緩む(とはいっても10%程度はある)個所が3~4か所あり、そこで
うまくドリンク補給や力を抜くことで上まで行けたと思う。あとはサイコンでの残り距離の表示とフロント
キャリア+バッグによる前荷重でバランスが取れていたことも影響したと思われる。


11:25【27番:神峯寺】宿:ゲストハウス水仙の里から約38.4km。
山門に少し戻って入りなおす。その際年配の夫婦とすれ違い越しに挨拶。
前回見逃しポイントの「石清水」(3枚目)。病気平癒に良いとされるので手ですくって軽く目に当てた。


下る際に駐車場に寄って、前回同様「ごっくん馬路村」を売店で購入(1枚目)。疲れた体にゆずが染み渡る。
その後、麓まで下って唐浜に出て昼食(2枚目の箇所はアリさんが多いので浜に降りて流木に座る)。
水仙の里で作ってもらったおにぎり弁当、昆布・味噌どちらも大き目のおにぎりで美味しかった。


ここからも国道55号を東進。吉良川に入って、国道が工事中、片側通行のため停車。後続の車も多く、こういう時は
大体信号が青になるとかわす道幅もないため強制スプリントをしないといけなくなる。神峯での疲れもあるし、
次の金剛頂寺以降にも足を残しておきたいので一本北の細い路地に抜ける。すると風情のある吉良川の街並みが。
これはうれしい誤算となった。


吉良川を過ぎて金剛頂寺目指し西側から約6kmの道を登る。まずは10%くらいのキツめの坂で標高180m付近
まで上がり、そのあとは1桁勾配の登りで標高200m付近まで。交通量も少ないので走りやすい。
順打ちの際も使えばよかった。


14:15【26番:金剛頂寺】27番:神峯寺から約31.9km。
前回見逃しポイントが盛沢山。霊宝殿(4枚目)、がん封じの椿(5枚目)、一粒万倍の釜(6枚目)、
知光上人御廟(7枚目、本堂向かって右手奥のためわかりにくい。納経所の方に聞いた)。
参拝後駐車場で歩きの方と会話。昨日室戸の東側は時折土砂降りになる荒天だったそう。


15:10【25番:津照寺】26番:金剛頂寺から約5.2km。
金剛頂寺からの下りがほとんどなのであっという間。なのだが、寺の近くで迷ってぐるぐる回ってしまった。
地元の方に聞いて無事到着。
前回見逃しポイント、階段途中の鐘楼門兼仁王門の内部(3,4枚目)、お釜岩(6枚目、見えているか微妙)。


ここで15:30。今日の宿は現在地から約2km。次の最御崎寺まで行くと約6km戻ってこなくてはいけない。
天気もこれから夜にかけて悪くなるようなので、街中で買い出しをして宿に向かうことにした。

16:10【宿:ニューサンパレスむろと】25番:津照寺から約4.4km(買い出しのため寄り道あり)。
室戸スカイラインからではなく「宿:竹の井」の方から8~10%くらいの坂を標高100mまで登り到着。
すべて高知県産の木でできているきれいな研修向け施設だった。男風呂は自分だけの貸し切りで
洗濯機も乾燥機もあり。自分以外にはランドリールームで少し話をした年配のご夫婦だけっぽかった。
あと、フロントのところにも朝ドラのポスターがあった(5枚目)。


【本日の念珠】

別格を廻っていないため、なし。

次のステージに続く。。。

【走行データ(自転車分のみ)】※MAPは実際のルートと若干ズレあるかも
距離:101.88km 獲得標高:1,013m 自走時間:5:18 電車時間:なし


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