2013年5月、岐阜県海津市にある千代保稲荷神社に参拝してきました。
「おちょぼさん」の愛称で親しまれている千代保稲荷神社。
商売繁盛や家内安全の神様として有名で、年間200万人が訪れるそうである。
社殿の入口付近で販売されている油揚げとロウソクをお供えするのが一般的みたいですね。
まだ行ったことが無い、千代保稲荷神社の「月並祭」。
毎月末(曜日に関係なく毎月最終日)に開催されます。
参道を食べ歩きしたいですね。
コロナウィルスの関係上、2020年の開催日は要注意でしょうね。
この時も、玉家で串カツを美味しくいただきました。
この時は海津市歴史民俗資料館も立ち寄りました。
そこで長良川と揖斐川の間にある「油島千本松締切堤」について学びました。
国指定文化財:種別1(史跡):指定年月日(1940年7月12日)
油島千本松締切堤(あぶらじませんぼんまつしめきりづつみ)
海津町油島は木曽川・長良川・揖斐川の木曽三川が集まってくる場所で、
豪雨のたびに木曽川や長良川の水が揖斐川まで流れ込み大きな水害を起こしていたため、
1753年(宝暦3年)、江戸幕府は薩摩藩に治水工事を命じ、1年間かけて河川合流部に締切堤を築造した。
この分流提には約1000本の松が植えられている堤防であることから千本松原とも称されている。
工事は困難を極め、多数の犠牲者と多額の工費を費やしたため、
工事完成後、総奉行の平田靱負(ゆきえ)は自刃したと伝えられている。
河口側の南端には薩摩藩士の慰霊と宝暦治水の偉業を記念する宝歴治水記念碑があり、
江戸時代中期の治水工事の貴重な遺跡となっている。
海津市歴史民俗資料館