令和6年6月4日(火)午後2時25分頃、高知市にある「ひろめ市場」に到着。
今回の研修は有限会社ひろめカンパニーにて、
「ひろめ市場の開設の経緯と運営方法について」でした。
有限会社ひろめカンパニー事務所階から見る「高知城」です。
「ひろめ市場」の北側は「よさこい祭り追手筋本部競演場」となる追手筋に面しております。
開設当時は中心市街地の活性化と中心部の遊休地の有効活用が課題であり、
人が集まれる場所づくり、夜でも安心できる場所づくりを目的に、
平成10年、「この土地を商店街活性化の核に」と地元から提案されたプランに、
所有者である財団法人民間都市開発推進機構、ミサワホーム株式会社、
地元建設会社等が賛同し「ひろめ市場」が建設されていました。
平成17年以降は「有限会社ひろめカンパニー」が店舗部分の運営及び建物管理を行っており、
1店舗約4坪を基本小間としていました。
また、お席は基本自由席であり相席も積極的に行って楽しく自由に飲食できるような雰囲気づくりにも努めているとのこと。
新規出店店舗選考における主軸には、地元食材や料理の提供を考えていることや、
ひろめ市場を「事業起こしの登竜門」、「高知県の発信の場」とすることで、地域活性化にもつなげていました。
コロナ前には年間約300万人が来場していたがコロナ時は約半分、現在は約9割まで回復してきているとのことでした。
高知県の県庁所在地の高知市にあるひろめ市場は、高知城、おひさんロード商店街や繁華街に近接しており、
北側の追手筋はよさこい祭りの会場の一つでもあり、立地条件として良い場所であると思われた。
また、お昼時からお酒をたしなむ地域性もあってこれからも高知の情報を発信していけるパワーも感じられました。
地元の人も観光客も集まれる、楽しめる場所づくりが重要と思われました。
帯屋町二丁目商店街と大橋通りの交差点側からのひろめ市場入口。
ひろめ市場の休館日前日ということもあり、入口付近のラーメン店はお休みみたいでした。
ひろめ市場入口から帯屋町二丁目商店街と大橋通りの交差点を見る。
視察研修後は、藁焼き鰹たたき「明神丸」が見える場所で座席を確保。
この日は午後8時閉店のため、早めの夕食をひろめ市場で頂きました。
平成30年、高知城を訪問した時のブログです。
この時は、無料の観光ボランティアガイドにお世話になりました。