
令和7年1月21日(火)午後1時30分、
坂井市議会議会改革特別委員会の行政視察により、
埼玉県久喜市役所を訪問してきました。
久喜市は、埼玉県の東北部に位置し、都心まで50キロメートル圏にある。
人口約151,000人、世帯数約70,000世帯、面積82.41㎢。
芦原温泉駅午前8時41分発の北陸新幹線にて、大宮駅午前11時11分着。
大宮駅で乗り換えて午前11時50分頃、JR久喜駅に到着。
JR久喜駅前の風景です。
鳥対策でしょうか、駅前の木にはネットが掛けられておりました。
駅前で昼食を済ませて、バスで久喜市役所へ。
久喜市での行政視察内容は、「通年議会」、「予算決算常任委員会」、「本会議のライブ中継」についてでした。
通年議会の導入前後で年間の議会開催状況には大きな変化は無いようであり、
坂井市で導入したとしても大きな変化は見られないような気がした。
ただし、現在の場合、定例会と定例会の間の期間は閉会中であり、通年議会の場合は休会中となる。
閉会と休会の違いによる議員活動の違いの有無を確認すべきと感じた。
事務事業評価シートを活用した予算決算特別委員会が効率良いと思われるが、
久喜市の場合は評価シートを活用している議員ほど長く時間を使っているとの説明には驚きを覚えた。
久喜市の令和5年度事務事業評価(令和4年度実施事業)では205事業で実施し、
評価年月日は令和5年6月9日と早い段階での評価に感心した。担当課による評価結果を見ると、
現状維持153件、改善19件、拡大基調23件、革新0件、縮小1件、廃止・終了9件と事業の方向性を見極め公表されており、
行政の見える化が図られていることは大切な行政サービスの一つであると感じた。
また、令和6年度より評価シートのまとめ方が変更されているようでした。
通年議会・予算決算常任委員会・本会議の議会中継のいずれも、
事務局の負担増や行政コストの増減等を見極めることが必要と思った。