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これは2012年3月定例会で一般質問した時の一部内容をまとめた時のものです。
ちょうど磯部小学校の南側に、県道川西国道線が開通することになり、
その道を横断する通学路に押しボタン信号を磯部地区で要望しておりましたが、
設置予算がなく設置予定が未定ということでしたので、
「通学路の安全確保について」一般質問させていただいた時の議会広報誌の一部です。
警察庁は2011年頃から人口減少を見据え、
信号機の設置個所数を増やさず、
耐用年数19年としている信号機の更新に予算をかける方向性を打ち出してきている時でした。
そのため福井県内の信号機の設置状況を確認すると、
福井県全体の平成23年度では11カ所が新設されたが、平成24年度の新設予定枠は5カ所。
坂井市内では平成23年度の新設カ所は1カ所のみで、平成24年度の新設予定はないとの回答でした。
この質問のあと運良く通学路に押しボタン信号が設置されました。
関係者の皆様に感謝です。
人口減少問題は、信号機の設置・更新予算にも影を落としていきますね。
全国の信号機数は208,168基(令和元年度末現在)出典:警察庁
耐用年数が19年だとすると、208,168基/19年≒10,956基/年
毎年1万1千基程度の更新が必要となりますから維持も大変ですね。
【信号機設置の指針について】出典:福井県警