令和3年(2021年)5月10日(月)午前7時40分、
磯部コミュニティーセンターにて「坂井市オンデマンド型交通実証実験」出発式が行われ、
地域の一員として参加してきました。
今回、実証実験は磯部地区と春江東部地区の2地区で、
令和3年5月10日(月)~令和4年3月31日(木)の期間に運行されます。
実証実験でのご利用時の予約者は「磯部地区」もしくは「春江東部地区」に住所を有する方のみで、
御同伴者の場合は地区外の人でも乗車可能みたいですね。
坂井市におけるオンデマンド型交通
オンデマンド型交通とは、予約型の乗り合い交通手段で、
予約の内容に応じて時間や運行ルートが決定しますので、自由度が高く、
利用者にとっても利用しやすい運行が可能となります。
坂井市のオンデマンド型交通は、タクシー車両を使用し、
決まったルートを運行するのではなく、予約があった時間に、
予約があった停留所から停留所まで運行します。
運行日時は、平日の午前8時から午後5時で、
一回の乗車ごとに一人300円で既存のコミュニティバスへの乗換は無料です。
今後、高齢化率が高くなる中で、運転免許証返納後の移動手段の確立は、
地方都市にとって重要事項のひとつです。
この実証実験で問題点を洗いだし、地域に根差した交通体系が出来ることを願っております。