先日、坂井市丸岡支所に展示されている「黄金の茶室」を観てきました。
利休の美学をベースに『黄金の茶室』を現代に再現すべく、
(株)ネイキッドでは金沢大学附属小学校の子供達に、
日常で捨てられてしまう金色のお菓子のごみなどを集めてもらい、
それを使って共に茶室の壁面を作成しています。
丸岡総合支所では3月20日まで、
サステナブルな現代ならではの黄金の茶室を展示されるようです。
福井新聞の記事によると、天井がないので市内小学校を対象に金色の廃材を使った天井部の制作を依頼する計画。
冬休みに金色のお菓子のごみなどを集めてもらい、年明けから貼り付け作業を行うと記載されております。
昨日の状況では、まだ天井作成は行われていない様でした。
このアート作品は、北陸唯一の現存天守を持つ丸岡城のプロジェクションマッピングを手掛ける映像会社「ネイキッド」(東京)が企画し、
坂井市に寄贈されたものです。
お近くにお越しの際にはご覧ください。
私はちょっと以前に秀吉の黄金の茶室を札幌で再現したものを見たことがありますが、なんとなく贅のかぎりをつくしたものとしか思えませんでした。
しかし、今回レポされた黄金の茶室はSDGs時代の世相を反映した素晴らしいアイデアですね。このことに触発されて坂井市の子どもたちからさまざまなアイデアが生まれてくるといいですね。
コメントありがとうございます。
子どもたちの柔らかい発想で、
次の時代を築いてほしいものです。