7年前の8月下旬、北海道遺産「稚内北防波堤ドーム」を訪問する機会を得ました。
僅かな滞在時間でしたが、昭和初期の歴史的建造物に圧倒されました。
「稚内北防波堤ドーム」は冬季の北西越波防止のために建設された稚内港にある大型の防波堤です。
半アーチ式の構造形式で柱の総本数は70本、総延長427mで高さ約14m。
昭和6年(1931年)から昭和11年(1936年)にかけて建設された防波堤です。
昭和56年(1981年)頃に全面改修されていることから、昭和初期の建造物とはみえませんでした。
かつては樺太航路の発着場として、北方航路の要衝として賑わいをみせていたのでしょね。
https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/spot/domu.html
かつては多くの人が利用した稚泊航路の記念碑も。
https://www.city.wakkanai.hokkaido.jp/kanko/midokoro/spot/chihakukorokinenhi.html
http://kabaren.org/karafutowoshittekudasai/
稚内海上保安部所属「れぶん」が停泊しておりました。
稚内北防波堤ドームから稚内港(稚内駅方面)の眺めです。