高千穂峡を出発して、焼酎の試飲コーナーのあるトンネルの駅高千穂観光物産館にやってきた。
ここはトンネルを利用した焼酎の長期貯蔵庫である。
旧国鉄時代に延岡から高千穂まであった高千穂線を延長して熊本県高森町まで結ぼうという計画があり、山を走る延長約23kmの区間のトンネル工事が始まったのは昭和48年頃。
いくつものトンネルが作られて工事は進んでいたが、高森の方でトンネル内に水がわき出る事故があって工事が中断し、トンネルだけが残ってしまったそうである。
平成9年になって旧国鉄精算事業団から高千穂町に払い下げられ、1年を通じて湿度が70%、温度が17度という環境で、焼酎をねかせるのにちょうどよい温度と湿度ではないかということで、焼酎の貯蔵庫として活用することになったそうだ。
トンネルの片側にずらりと焼酎の樽が並んでいる。
これらの樽には、上から番号、製造年月日、容量が書かれている。
ひとつに麦焼酎45度の原酒、450リットル入っており、全部で5,000樽程度並んでいるそうだ。
トンネル内はひんやりとして心地よかった。
トンネルの駅高千穂観光物産館の駐車場のところに、天孫降臨の滝がある。
高さ約18mでマイナスイオンを発生させている滝である。
つづく・・・。
ここはトンネルを利用した焼酎の長期貯蔵庫である。
旧国鉄時代に延岡から高千穂まであった高千穂線を延長して熊本県高森町まで結ぼうという計画があり、山を走る延長約23kmの区間のトンネル工事が始まったのは昭和48年頃。
いくつものトンネルが作られて工事は進んでいたが、高森の方でトンネル内に水がわき出る事故があって工事が中断し、トンネルだけが残ってしまったそうである。
平成9年になって旧国鉄精算事業団から高千穂町に払い下げられ、1年を通じて湿度が70%、温度が17度という環境で、焼酎をねかせるのにちょうどよい温度と湿度ではないかということで、焼酎の貯蔵庫として活用することになったそうだ。
トンネルの片側にずらりと焼酎の樽が並んでいる。
これらの樽には、上から番号、製造年月日、容量が書かれている。
ひとつに麦焼酎45度の原酒、450リットル入っており、全部で5,000樽程度並んでいるそうだ。
トンネル内はひんやりとして心地よかった。
トンネルの駅高千穂観光物産館の駐車場のところに、天孫降臨の滝がある。
高さ約18mでマイナスイオンを発生させている滝である。
つづく・・・。