令和4年11月12日(土)午前9時30分、
坂井市丸岡町の山中にある「六呂瀬山古墳群」で、
発掘調査の現地説明会が行われ参加してきました。
今回の発掘調査では1号墳の全長が143mと確定し、
北陸最大の前方後円墳であることが判明したと説明。
六呂瀬山古墳群は4基からなり、約1600年前に造成されているそうです。
今回の説明会は東側の張り出し部で行われました。
東側の張り出し部にある2号墳の発掘も行いましたが、
過去に盗掘に遭っている痕跡が見られたとの事でした。
盗掘に遭った2号墳。
ちょうどこの位置に埋葬されていたそうであるが、
新たに土を盛った形跡が見られたとの事。
調査では神殿を模した埴輪の屋根部分の樫木片(約15cm)のほか、
囲形埴輪の一部など20数点遺物が出土。
六呂瀬の王は北陸きっての権力と財力があったと考えられ、
継体天皇につながる墓と考えられています。