令和元年8月22日(木)午前9時、
坂井市丸岡町長崎にある「称念寺」において、
(一社)福井戦国武将の会の「花いっぱい事業」の賛同者の一員として、
植栽作業に参加させていただきました。
来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では明智光秀が主人公となることより、
おもてなしの環境を整えるということもあり、「花いっぱい事業」に取り組むものです。
「称念寺」境内には新田義貞公墓所があります。
新田義貞は、延元3年/建武5年(1338年)に藤島庄燈明寺畷で戦死しました。
その際、敵である足利高経は、遺体を輿に乗せ、時衆(時宗の僧)をつきそわせて、
葬礼のため往生院へ送るようとりはからったと伝えられています。
この往生院が現在の「称念寺」と考えられています。
「称念寺」と明智光秀。
永禄5年(1562年)に、美濃を追われた土岐源氏の明智光秀が源氏ゆかりの称念寺を訪ね、
20代後半から妻子とともに称念寺の門前に住んだとされています。
妻が光秀のために自慢の黒髪を売って連歌会の準備をした「黒髪伝説」があり、
夫婦愛に感動した松尾芭蕉は「月さびよ 明智が妻の はなしせむ」と詠んでいます。
お土産には、福井乃菓、「明智乃将 羽二重餅」などもいかがでしょうか。