ダウ2013ドル(7.8%)安、下げ幅は過去最大
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落、前週末比
2013ドル76セント(7.8%)安で終えた。
下げ幅は過去最大。
一方、日経平均株価は今年になり4,000円以上下げている。
下げの原因として
・ 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大懸念
・ 原油価格の急落
であろう。
株価はどこまで下落するのであろうか
これまで株価の急落を4回経験した。
① ブラックマンデー (1987/10/19)
② バブル崩壊 (1990年~2002年)
③ リーマンショック (2008/09/15)
④ コロナウイルスの感染拡大懸念 (2020年2月~ )
Kabutan HP 日経平均株価
株価チャートで振り返ると
①は一過性、②は長期にわたった。
① ブラックマンデー (1987/10/19)
当時の新聞切り抜きがあった。
1987/10/19 のダウ 508ドル、22.6%の下落を受け、
1987/10/20 日経平均 3,836円、14.9%安。
大恐慌を上回る下落とあり、当時の私はこの世の終わりかと思った。
しかし、翌日の株価は反発。チャートを見ても上髭をつけただけ。
その後は何事もなかったように1989/12/29 まで上昇、
38,915円87銭の史上最高値をつけた。
② バブル崩壊 (1990年~2002年)
日銀の急激な金融引き締めにより、土地や株への投機意欲の急激な
減退が崩壊の要因だと思っている。
バブル崩壊後の政治状況も短期政権の繰り返しで、経済状況に
十分な対応ができなく、10年以上にわたる不況が続いた。
③ リーマンショック (2008/09/15)
リーマン経営破綻したことに端を発して、
( 2008/09/15 リーマン・ブラザーズ破綻、心配なドル安 )
連鎖的に世界規模の金融危機が発生した。
民主党政権に変わり、対応が十分でなく不況がつづいた。
2012/12 第2次安倍政権に交代し、3本の矢の施策で
景気が反転、持続がつづいた。
④ コロナウイルスの感染拡大懸念 (2020年2月~ )
新型コロナウイルス感染が収束するまで株価下落が
続き、長期化するのではないかと思っている。
雨 のち 曇