私が将棋に熱中していた10~20代の頃、
将棋よりも囲碁人口は多かったように思う。
遠い記憶だが、
将棋界は大山康晴から中原誠時代に変わろうとしていた頃。
囲碁界では坂田栄男がタイトルを独占していた。
あれから40~50年経ち 将棋界は藤井聡太一強、
囲碁界は井山を先頭に戦国時代になっている。
「レジャー白書 2022」(日本生産性本部・編集発行)によると
囲碁人口は 2012年 400万人あったのが150万人と半分以下となった。
ちなみに将棋人口は今も 500万人。
Youtubeの視聴者数にも表れている。
プロの世界も大きく変わった。
囲碁のタイトル戦で最も古い歴史と伝統を持つ本因坊戦が
来期から大幅に規模を縮小して運営されることになった。
主催の毎日新聞社によると、タイトルホルダーと
挑戦者が争う挑戦手合は、2日制の七番勝負を廃止し、
1日制の五番勝負になる
優勝賞金は 2800万円から 850万円と大幅に減額される。
こちらは新聞不況の影響で、老舗の大棋戦に波及した格好だ。
われらの囲碁クラブ。
文化祭開催のため2週間休み、3週ぶりの開催。
気候も良くなり、8名の参加だった。
晴