映画「TOKYO 2020」
河瀨直美監督「東京2020オリンピック 」を鑑賞した。
SIDE:A と SIDE:B の2本立て。
SIDE:A はアスリートを中心としたオリンピック関係者、
SIDE:B は大会関係者、一般市民、ボランティアなどの非アスリート
を描いている。
歳のせいか、そんなに感激はしなかった。
私にとってのオリンピックは 「TOKYO 1964」。
多感な高校2年生の時。
目を閉じれば昨日のことのように浮かんでくる。
東京オリンピック1964 入場行進
教科書で読んだ友情のメダルを思い出させる棒高跳び。
100mのヘイズ。
重量挙げの三宅。
アベベの2連勝。
バレーボールのマッチポイントから勝利への長い道のり。
われらヘーシンクに敗れたり。
開会式の整然とした行進。
それに比べ、閉会式は肩車や腕を組み踊りながら
入場する。吹奏楽団の前で傘で指揮する真似をする選手。
これが世界の閉会式かと大きなインパクトを受けた。
映画「東京オリンピック」では
アップの画面と音が印象的。
建物を壊す音。
掲揚台のポールに旗紐が当たる音。
選手の気合を入れる声。
「TOKYO 2020」を見て、青春時代に戻った。
晴