印刷注文していた歌集『 二人五脚 』が届いた。
歌集 『 二人五脚 』
A5サイズ 96ページ。
思っていた以上の出来。とりあえず3部注文。
ご近所の短歌好きの人に貰ってもらった。
「あとがき」に短歌との出会いを書いた。
あとがき
私と短歌の出会いは一九八七年、日本経済新聞の夕刊に、若い
高校教師が校門に立ち、校舎から手を振る生徒を見ている写真が
載っていた。いい写真だなと思い、切り抜きをした。写真を何回も
見ているうちに、その横にある
《万智ちゃんを先生と呼ぶ子らがいて神奈川県立橋本高校》俵万智
が目にとまり「へェ~、これが短歌か」。
二〇一一年、母が骨折で入院し、付き添いで一日中病院に居るこ
とがあった。時間は十分にあり、ブログの下書きをすることもあっ
た。下書きを見ると五七五七調になっていた。このとき俵万智さん
の歌が頭をよぎり、言葉を入れ替えると短歌が出来あがった。初め
て作った短歌。誰かに見てほしいと思い、朝日新聞に投稿したとこ
ろ幸運にも新聞に掲載された。この二つが短歌との出会い、短歌を
始めるきっかけとなった。
新聞に名前が載るのがうれしく投稿を続けた。中断が何回かあっ
たが、初投稿から十二年、入選が二百五十回を越えたのを機に入選
歌を一冊にまとめ、自分自身を見つめ直そうと思った。
歌集の題名『二人五脚』は歌を始めてすぐに「NHK短歌」に
入選し、テレビ放映された。この時の歌からとっている。
今後も川西短歌会の高蘭子先生の二つの教え、「まず、楽しみな
さい」。これはクリアできたと思っている。二つ目の「大和のうつ
くしいことばを守りましょう」を忘れず、作り続けたいと思っている。
二〇二三年十二月 yosshy
曇