明日、2月24日は私の 勝手に短歌記念日 。
母の入院中にブログの下書きをしていると、なんとなく
5・7・5・7・7調になっていた。
それを新聞投稿したら入選となった。初投稿初入選だった。
最初に新聞掲載された日を私の短歌記念日とした。
( 2011/02/24 恥ずかしながら・・・ 短歌初入選 )
あれからもう9年が過ぎた。( ■ yosshy の短歌 )
今は半休止状態であるが、歌の良し悪しは別にしてこれまでの歌を振り返った。
2012/02/19 NHK短歌
1年ほどしてNHK短歌入選でテレビデビューとなった。
ありがたいことに渡辺真知子さんの感想をいただいた
《寄り添ひて道端の落ち葉踏みしむる二人五脚の老老散歩》
このころから短歌作りが面白くなってきた。
母は97歳を全うした
《このままの病状続けと願ひしも一日二日と医師は告げたり》
退職時の気持ち
《職退きしその日に手帳の三十冊焼きて新たな一歩踏み出す》
や、在職中の失敗が夢に出てくる
《職退きて六年経るに昨日また夢に出で来つネジ締め忘れ》
退職後始めた野菜作り
《職退きて革靴ひとつあれば足りゴム長すでに五回買ひ替ふ》
と囲碁
《碁敵のよきに出会ひぬ春は筍夏は真桑に葡萄をもらふ》
と短歌
《十人のをみなに囲まるる短歌会おきな一人にまなざし優し》
気持ちはいつも青春時代
《還暦も耳順はず夢多き二十歳のころとなんら変はらず》
だが、現実は
《座蒲団の端につまずき情けなし自信も自負もありたる吾の》
日頃は健康に気をつけている
《パソコンをたたく指輪が光りたりせめて四キロ減らせと女医は》
が、突然の入院
《心臓の鼓動のごとき点滴をぼんやり見てゐる術後の夜明け》
いつもぼーっとしている女房殿
《さうだなあと頷くだけのこの人に話せば片づくわが悩みなど》
だが、勝てない
《四十年精一杯に働けど妻に及ばぬ米磨ぎ教はる》
晴 曇