ビバのよもやま日記

長い介護生活から解放されて、猫と酒におぼれる毎日を綴る日記です。

酸素5リットル

2012-12-22 21:58:02 | 日記・エッセイ・コラム

仕事の無い土曜日・・・

目覚まし時計を無視して、気が付けば10時を過ぎちゃってました

はぁ~、もったいないことしたなぁ~

今日は早くから母ちゃんの傍に居ようと思ったのに・・・

ってなことで、乾いたパジャマやタオルを持ってお出掛けします

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病室に着いていきなり驚いたのは、母ちゃんの酸素マスクです

大きな風船付きの酸素マスクに、酸素供給量は5リットルになっていました

今朝早い時間に、オキシパルスメーターでは計れないほど指先が冷たくなっていたのだそうです。

大きな風船・・・リザーバーバッグっていうんだぁ

高濃度の酸素を効果的に吸収できるシステムなのね~

幸い監視システムによって発見が早かったので、低酸素血症にはならずに済みました

でも、5リットルの酸素でも血中酸素飽和度は96%に留まっていて、理想値の99%~96%ギリギリの数値です。

その母ちゃん、目線はしっかりオイラを追いかけてくれています

電気毛布で温いはずなのに、手足の先はとっても冷たいです

痰の濃度が恐ろしく濃く、色は黄色実を帯びているので、なんらかの軽い感染症にかかっているかもしれません。

オイラも外からヤバいモノを持ち込まないように気を付けねばなりません

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もう一つ驚いたことは、数日前に入院してきた60代の女性です。

たぶん認知症が始まったばかりの女性・・・

その顔には、昨日までは無かった大きなガーゼがくっついていました

しかも、両手首の拘束、4本のベッドの柵・・・徘徊して転んで顔面を強打しちゃったんだって

口が達者なもんだから、『なんなのこの手首、解いて頂戴これでは家に帰れないわ』と、騒ぎ放題です

隣のベッドの方のチューブ類を引っ張ったり、自身のオシッコのチューブを引っ張ったりして、昨夜は大立ち回りだったらしいです

隣のベッドの人は、別の病室に避難してしまいました

息子さんらしい人がポータブルテレビを持ってくると、次第におとなしくなったその女性。

なぜ自分がこんな所にいるのか分かってい無いようで、『一緒に帰る』と息子さんを困らせていました。

なんだかね~、認知症初期の頃のうちの母ちゃんを思い出しちゃいました

今はもう懐かしい思い出なんだけど、当時は泣きたいほど辛かったっけ・・・

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話は戻って・・・

酸素マスクに付いたリザーバーバッグを見ると、いよいよその時が近づいてきたことを覚悟しなければなりません。

長年色々な医療施設とお付き合いしてきた経験からなのですが・・・

今はちゃんと血中酸素飽和度が上がってくれていますが、いずれ酸素の供給量を増やさねばならない時がやってきます。

そして8リットルになり、それでもダメな場合は・・・呼吸器不全

考えたくはないけれど、それが現実です。

せめて2リットルの状態まで回復してくれると良いのだけれど・・・

母ちゃん、もうすぐ楽しいクリスマスだよ~

『クルシミマス』はイヤだからねっ

一緒にお正月を迎えようね~

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酸素の量は別にして、母ちゃんの容体は安定しているという事なので、オイラはおうちに帰ります。

帰宅すると、途端に眠気に襲われました

病院に居る時緊張してるからなのかなぁ~

オコタに入った途端に眠っちゃったようです

足に猫達の重みを感じながら・・・

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ケータイの画像は良くありませんが、今日もミィちゃんはカワユイです

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シィ君のこのポーズ、オイラの足がしびれる原因です

でもめんこいから許すっ

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本日のオマケ・・・

ビフォーなシィ君

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アフターなシィ君

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髪型変えてみました