いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は裁断したニットをロックミシンで縫い合わせます。
その前に・・・ロックミシンの確認をしましょう。
糸掛け棒が上がっていますか?
糸掛け棒の糸掛けに、ロックミシンの糸が絡まっていませんか?
次にロックミシン本体の、最初に糸掛けをする部分の糸が外れていません
か?
(特に忘れやすいものですので、この3点を必ず確認してください。)
試し縫いをしましょう。
正しい縫目です。3本ロックミシンと 4本ロックミシン 正しくない縫目です。
右の写真は上ルーパー糸が強く、下ルーパー糸が弱い状態です。
この場合は糸調節ダイヤルで調整しますが、その前に・・
糸通しが間違っている場合が多くあります。もう一度確認してください。
脇、両肩、脇とロックミシンで縫い合わせます。
縫い合わせた時の糸は少し残して切ります。
(ロックミシンのみで縫い合わせているため、裁ち切りにするとほつれてしまいます。)
脇のカーブは左手の指で押え、 生地をまっすぐにして縫います。
カットソーの型紙は、裾と袖口以外は1㎝の縫い代が含まれています。
3本ロックミシンで縫い合わせた時の縫い代は、約5ミリ位ですので、
3本ロックミシンは5ミリ程度カットしながら縫い合わせます。
(4本ロックミシンの縫い代は7~8ミリありますので、切りそろえる程度でいいでしょう。)
襟を縫い合わせます。
* 表側が出るように二つ折りにして、身頃と合印を合わせてクリップを止めます。
* 襟の縫い合わせたところを、後ろ身頃中心の合印と合わせます。
後ろ中心の少し手前から、襟を上にして縫い合わせます。
最後は先に縫った部分を切らないように注意して、2~3㎝重ねて縫い合わせます。
糸は少し長めに切って、毛糸針に通し、縫目にくぐらせてから切ります。
裾の始末、他は次回にご説明させていただきます。
カットソー生徒作品(上記記事の作品ではありません。)
これはSさんのカットソー作品です。
まだ、制作途中ですが、 撮らせて頂きました。
とても気に入って下さっています。完成するのが楽しみですね。