皆さん、こんにちは。
記録的に暑いですね~~~!!
最近は休みがちなブログですが、
それでもご覧頂いている皆様には
感謝申しあげます。
さて、ブログネタも無く、
私のプライベートを書いても
興味のある方は少ないと思いますので、
今回は、
洋裁とカットソーについて
その違いなどを
お話しさせて頂こうと思います。
これについては
過去に何度も書かせて頂いていますので、
長くご覧下さっているかたは
ご理解頂いているかと思います。
それでも最近になり
このブログをご覧頂いている方の為
再度お話しさせて頂きます。
まず、
洋裁について書かせて頂くと、
洋裁のやり方には、2種類あり、
洋裁学校で習うやり方と
もう一つ、
工業的な洋裁のやり方があります。
何が違うかというと、
洋裁学校で習う洋裁は、
一人一人の体型に合わせて原型を作った後、
その原型を元に製図し、型紙を作ります。
その後、型紙に合わせて縫い代を付け裁断、
切り躾をして仮縫い、補正をして
型紙&裁断をし直し、本縫いに入り仕立てます。
とても手間暇を要しますが、
大切な基本ですので
洋裁の仕事をする方には
避けては通れない勉強です。
それに対し、
工業的な洋裁とは、既製服の作り方で、
大量生産を目的にしたやり方です。
当然、一人一人の体型に合わせるのではなく、
規格サイズに合わせて
縫い代を含めた型紙を作り、
正確に裁断、縫製にはいります。、その作業は分業になり、
簡単に説明すると、
まず、デザインをするデザイナーさんに、
そのデザインに合わせて型紙を作るパタンナーさん、
出来た型紙に合わせて、
正確に大量の裁断をする、裁断師の方
その他にも、色々ありますが、
試作をして商品になるかどうかを見る人、
見本を作る人、等を経て、
工場のラインに回し、大量生産されます。
(最近はAIで製図&裁断等出来てしまうようですが)
メーカーは企業努力で安価な既製服を
私たちに提供してくれてると言うわけですね。
ですので、過去に、
「既製服は高いから洋裁を習いに来ました」
と言う方が時折おられましたが、
既製服の方が安上がりですよと申しあげていました。
少しでも節約しようという気持ちは勿論分かります。
が、生地も安くはありませんし、
技術を身に付けるにはそれなりに費用は掛ります。
手作りの楽しさ、を感じて頂きたいですね。
話を戻しますが、
最近の
洋裁本やYouTube動画等で紹介させている
洋裁のやり方等には、
工業的なやり方を
取り入れている人が多いように思います。
勿論、仮縫いを必要としないのなら
工業的な作り方の方が早いですし簡単です。
ですが、長い間生徒さんに
教えさせて頂いてきて感じるのは、
多くの方が、
縫い代1㎝と本に書いてあっても
裁断に不安を感じてしまうのか、
縫い代をかなり多くとってしまうと言う事です。
またミシンで縫うのも、
1㎝の縫い代で正確に、は
慣れないとなかなか難しいようです。
工業的洋裁は、
正確な裁断と縫製が必須なのです。
しかし人によっては、
工業的な洋裁に慣れてしまうと、
今度は洋裁学校で習う洋裁は
面倒で出来なくなったりもします。
以前のように習いに行かなくても、
動画や洋裁本等で
独学しやすい現代ですが、
ご自分に合ったやり方を見極めるのも
必要かもしれませんね。
長くなってしまいましたので、
カットソーについては、
次回お話しさせて頂こうと思います。
おまけに、
ドライブ中に撮った電車の写真をどうぞ。
滅多に電車を見ることがない踏切でしたので、
思わず、車からスマホで撮りました。
動いているので思うようには撮れないですね。
(何線かは?です)
ありがとうございます。
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