幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

ムクロジの実がいっぱい

2025-02-16 | 植物

公園のムクロジの木を見上げると、まだ、いっぱい実を付けている。

 

地面を捜すとその実がたくさん落ちていた。

数日前だったろうか、ずいぶん風の強い日があったが、その風にあおられて落ちたのであろう。

なにか使う当てがあるわけではないが、面白半分で拾ってみると50個以上になった。

 

中の堅い黒い実は、羽根つき遊びの羽根に使われるらしい。

鶏の羽根さえ手に入れば作ってみたいものだ。

また、数珠状につなげてブレスレットにもするようである。


「ムクロジ」の実

2024-10-20 | 植物

 

公園を散歩している途中で、「無患子(ムクロジ)」の実を拾ってきた。

これまで、その木の名前も知らなかったし、実がなることも知らなかった。

「ムクロジ」であることは、幹に名前を書いたプレートが下っていたので分かったのだった。

 

半透明の実を開くと、まだ乾燥しきっていない粘っこい果肉が現れる。

おもしろいことに果肉を洗い流すとき泡が出て、バケツの水が石鹸のように泡立った。

中にはタネが一つ入っており、1~1.5cmほどの真っ黒で黒豆のようである。

なにかの縁起物としても使われるようである。


打ち出の小づち「からすうりのタネ」

2024-10-16 | 植物

大きな木にツルが巻き付き、高いところで真っ赤に熟れていた「からすうり」の実である。

今年は、棒を持って手を伸ばせば取れる高さにあった。

 

実を割ると、とろとろになった果肉の中にたくさん(20個以上)のタネが見える。

粘っこい果肉をきれいに取り除くと、植物の種子としては珍しい形をしたタネが現れる。

その形が「打ち出の小づち」に似ているといわれる。

 

その形からであろう、「金運に恵まれる」縁起物として見る向きもあるようだ。

「財布に入れておくとお金が入ってくる」とか?

何年か前、なにかでそんなことを知り、面白半分でやってみたことがあった。

もちろん、「からすうりのタネ」にそんな力があるはずもなく、我が身には何の変化もなし。

ただ、じっと手を見る。