二羽のカルガモが姿を見せるようになってから一週間が過ぎた。
全く見なかった日が一日、一羽だけで来たのが一日あるが、あとは毎日「この二羽」でやってくるようになった。
ねぐらは別なところにあるのであろう、夕方揃ってどこかに飛んでいってしまう。
そして翌朝になると、またやってくるのである。
池ではエサを漁ったり、眠ったりして一日を過ごしている。
一本足で立ち、同じ姿勢で休んでいる。
よく似ているが、兄弟、親子、メス・オスのカップルのいずれであろうか。
二羽のカルガモが姿を見せるようになってから一週間が過ぎた。
全く見なかった日が一日、一羽だけで来たのが一日あるが、あとは毎日「この二羽」でやってくるようになった。
ねぐらは別なところにあるのであろう、夕方揃ってどこかに飛んでいってしまう。
そして翌朝になると、またやってくるのである。
池ではエサを漁ったり、眠ったりして一日を過ごしている。
一本足で立ち、同じ姿勢で休んでいる。
よく似ているが、兄弟、親子、メス・オスのカップルのいずれであろうか。
遊歩道の脇に桂の大木があり、根元には散った落葉が積もっている。
その葉はハート型をしているのが特徴だといえる。
何枚か拾ってポケットに入れて帰る。
帰ってから取り出すと、そう強くはないが良い香りがする。
その匂いをどう表現すれば良いのか分からないが、どこかで嗅いだことがあるようにも思える。
妻の友人がもってきてくれた「ユリノキ」の葉っぱ。
ユリノキは大きな木になり、花も咲くそうだが、私はその木も花も見たことがない。
その黄葉をどこかに拾いに行ってこられたのだそうだ。
ユリノキは、その葉が袢纏(はんてん)の形に似ているから、「袢纏木(はんてんぼく)」とも言われるらしい。
しまい込んであった、私の「祭ばんてん」を引っ張り出してみた。
袢纏の輪郭をなぞって、ユリノキの葉と比べてみる。
「なるほど!」、それらしく見える形である。
この木を見つけたら、誰かに知ったかぶりできそうである。
「平成の名水百選」、この環境省が選定する水環境に「落合川と南沢湧水群」(東久留米市)が選ばれている。
東京都ではただ一か所だけだという。
友人に誘われぽかぽか陽気の昨日、東久留米駅(西武鉄道)を起点として、落合川に沿って3時間半ほどのウォーキングをしてきた。
思っていた以上に水量が豊かであり、もちろん汚染するものは無いので透き通ったきれいな水が流れている。
夏は、子供たちの良い遊び場になる場所もあるそうだ。
川沿いの木々は格好の日除けにもなり、わんぱく少年たちは一日遊んでいられるのかもしれない。
野鳥も多く見ることができ、いきなりコサギが出迎えてくれた。
その他カルガモをはじめ、いろいろな水辺にすむ野鳥が姿を見せてくれた。
何か所も湧き水を見ることができる。
清冽な水がこんこんと湧き出ている。
川沿いには歩きやすい遊歩道がよく整備されている。
ちょっとはずれて氷川神社、竹林公園などにも立ち寄ることができる。
南沢緑地を経て落合川源流にたどり着く。
東久留米市の散策マップによると、日に1万tの水が湧いているという。
そこから進行方向を反転して下流に向い、黒目川の合流地点まで歩く。
右からの流れが落合川、ここで左からの黒目川に合流する。
落合川を合わせた黒目川は、さらに下って荒川に注ぐ。
東京都といえ、川あり、森あり、野鳥にも会える。
小春日和の半日の散歩、コースとしては素晴らしいところであった。
ちょうど日も落ちかかるころになり、居酒屋ののれんをくぐる。
ちょっと足腰に疲れを感じてはいたが、喉を通るビールの味は最高であった。
公園の池で、久しぶりに見るカルガモのカップルである。
カルガモのお父さんは、お母さんが卵を抱き始めるとプイとどこかに行ってしまい、その姿を見せなくなる(夫婦関係解消か?)。
夫婦でいるのは限られた期間だけのように見える。
抱卵、そして、孵化後の子育てはお母さんだけで頑張るのである。
今朝やってきたのは、この秋に、新たに誕生した新婚さんであろう。
この池で生まれ育ったのか、それとも、ここで子育てをした経験のある母親なのか。
一羽(おそらくメス)は、今年7月迄巣があったカキツバタの鉢に入り、懐かしそうな(?)様子だった。
水中で立ち上がるようにして羽をパタパタさせ、鮮やかな「カルガモブルー」も見せてくれた。
ひとしきりエサを漁ってから、二羽はどこかに飛び去ってしまった。
たまたま朝の食事で立ち寄っただけなのか?
あるいは、来年の子育て候補地としての下見なのか?
いずれにしても、またこの池で、新たにヒナが誕生するのを期待してよさそうである。