幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

夏だ!「冷麺」

2024-08-08 | グルメ

温度計の目盛りが上れば上がるほど、その日をリセットするビールの味も上がる。

地元の野菜を使ったお奨めのメニューで「橙や」さんでビールを一杯。

夏らしいメニューが揃い、「和牛のステーキ」は地元のブルーベリーを使ったソースでいただく。

もう一品は「海老とコーンのかき揚げ」、これも地元農家のコーンが使われている。

 

お目当ては、細打ちの麺を冷たいつゆ仕立てにした「冷麺」。

ダシがよく効いたキンと冷えた麺つゆには、揚げたての海老の天ぷら、茹で卵、夏らしくトマト、キウリ、ミュウガが載っている。

さらに、特徴的なのは「キムチ」であり、唐辛子の効いた白菜のシャキっとした感じがいい。

食べ進めると、少し酸味のあるキムチのつけ汁が麺の出汁に混ざり、岩手旅行の際食べた「盛岡冷麺」の味を思いださせてくれた。

夏だけの、季節限定のメニューであり、この季節には必ず食べたくなる一品である。


カルガモよ、また来年

2024-08-06 | 野鳥

公園の池のカキツバタの鉢に、カルガモが春から二回産卵したが、二回とも巣(卵)を放棄してしまった。

三度目、先月産卵した卵を、この暑さに負けずしっかり抱いていたので、今回はかわいい雛が見られると思ったが結局ダメだった。

自然界には危険がいっぱいである。

産まれた卵が100%成鳥になることは考えられないのであろうが、1羽でも成長してほしかった。

 

主を失い空っぽになった巣。

 

その後も、時々母親は池に飛んでくる。

その目はどうしても寂しそうに見えてしまう。


中華料理「あQ」さんの刀削麺

2024-08-05 | グルメ

「あQ」さん(西武鉄道・花小金井)には、「刀削麺」を目的に行く。

暑い盛りに、ピリッと辛みを効かせた料理もいい。

 

水餃子と前菜三種。

餃子の皮は、薄っぺらいのと違い、厚みがあり、もちっとしてうまい。

おつまみの豚肉に添えられたすりおろしにんにくは、この暑さを乗り切るのによさそうである。

 

さらに、ピータンどうふ、豚肉ときくらげ、卵の炒めたものなどを頼む。

ピータンの弾力と冷ややっこの柔らかい食感が、ピリッと辛いタレによく合う。

 

ここまではビールのお供。

私にとってのメインとなる「刀削麺」のメニューには、タンタン麺、マーラー麺、ジャージャン麺、マーボー麺がある。

この店に行くようになって順番に食べてきたが、その日はジャージャン麺の番である。

 

オーダーすると、注文を聞いてからご主人が麺を作ってくれる。

小麦粉を練った太い塊から、刃物で削り取られた麺が、湯が煮立った鍋に放り込まれていく。

その職人技を撮らせてもらった。

 

茹で上がった麺は、ちょっと辛みの利いた肉みそ、トマト、キウリが載って出てきた。

全体をざっくり混ぜて頂く。

なにより、手打ちのコシのある平べったく、太い麺がうまい。

一本一本を引き上げて食べる感じになるが、具材の味とからみあってとても美味しい。

 

メニューにはもちろん通常の麺もあるのだが、私は、やはり刀削麺を選ぶ。

次回は、マーボー刀削麺に決めている。

楽しみである。


「がっかり」なんてとんでもない

2024-08-04 | 旅行

 

札幌時計台、はりまや橋(高知)、オランダ坂(長崎)を、「三大がっかり観光名所」と聞いたことがある。

私も旅行好きの一人である。

「旅行」は日常から離れられる何日間であり、どこに行っても「わくわくした」ことはあれ「がっかりした」ことはない。

上の三か所についても、もちろんである。

 

先月の旅行を含め、「札幌時計台」には過去3~4回は訪れている。

確かに初めての時、周囲の大きなビルに囲まれた時計台の建物は小さく感じた。

館内に入り、展示物などでその歴史を学ぶと、興味は増せどがっかりすることはなかった。

塔時計は1881年に動き始め、今でも正確に時を伝えているといわれる。

2階(旧農学校演武場)には、現物の時計の兄弟時計が設置されている。

小石をつめた木箱の重さを動力として、振り子が振れ、コチコチと時を刻む動きを見ていると「時」を忘れるほどである。

しっかりとしたメンテナンスのおかげで、ずっと後まで動き続けることであろう。


悔しい思い「さっぽろ夏まつり」

2024-08-02 | 旅行

ビールのうまさがこたえられない連日の暑さである。

先日の札幌への旅行では、「さっぽろ夏まつり」を考慮せずにスケジュールを組んでしまい悔しい思いをしている。

祭が始まる日に札幌を離れることになってしまった。

 

祭の期間中、色々なイベントが行われるようだが、なかでも「大通りビアガーデン」は楽しそうである。

ビアガーデンの会場は大通公園に設けられ、テレビ塔を遠くに見る西よりの位置になる。

 

ビールメーカー各社の大型のテントが立ち並び、とても広い。

準備が整い、もう少しでオープンされる会場を、指をくわえて各社の会場を一回りした。

テントの中や野外に並ぶテーブルとイスを見ると大変な数である。

それが人で埋め尽くされたら、どんなになるのであろう。

客を迎えるスタッフの顔にも、「やるぞ!」というファイトがみなぎっていた。

 

暑い一日が終わり、シャワーのあとの一杯のビールはうまい。

それにつけてもビールを口にするたびに、あの札幌・大通公園の会場で、でっかいジョッキでぐいぐいやっている人の姿を想像してしまう。

今日は金曜日。

きっと、今ごろは満席の賑わいで、飛ぶようにビールが売れているのだろう。