今月の初めカルガモが抱卵してからずっとウォッチしてきたが、昨日ヒナが孵った。
当初6個の卵を抱いたのだが、残念ながら孵ったのは二羽のみであった。
それにしても、この猛暑に耐え、卵を抱き続けた母親をほめてあげたい。
昨日は、このカルガモ親子を見守ってきた「かるがも親子を見守る会」で祝杯を挙げたのだった。
ヒナが孵った。
巣の中にときどき顔を出すヒナが見える。
親の後について初めて水に入る。
緊張の表情が見える。
睡蓮の葉の上で一休み。
お母さんのおなかの下は、どこよりも安心。
すぐそばを流れる水路に歩いてお出掛け。
この水路は、毎年カルガモ親子が「お引越し」する時に使う用水。
30分ほど、泳いだり、エサをとったりしていたが、そのあと巣のある池に戻った。
これは、「お引越し」の前の訓練だったのかもしれない。
池に戻った母親はしきりに水浴びをしていた。
一か月近くの抱卵中の「あか」を落としていたのだろうか。
明日の朝にでも、子育てに適する次の場所に、「引っ越し」をするような気がする。
せめてかわいい親子を見ておこうと、今日もいっぱいの人が池を囲んでいる。