幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

カルガモ観察日記・ついに孵化

2023-07-31 | 野鳥

今月の初めカルガモが抱卵してからずっとウォッチしてきたが、昨日ヒナが孵った。

当初6個の卵を抱いたのだが、残念ながら孵ったのは二羽のみであった。

それにしても、この猛暑に耐え、卵を抱き続けた母親をほめてあげたい。

昨日は、このカルガモ親子を見守ってきた「かるがも親子を見守る会」で祝杯を挙げたのだった。

 

ヒナが孵った。

巣の中にときどき顔を出すヒナが見える。

 

親の後について初めて水に入る。

緊張の表情が見える。

 

睡蓮の葉の上で一休み。

 

お母さんのおなかの下は、どこよりも安心。

 

すぐそばを流れる水路に歩いてお出掛け。

この水路は、毎年カルガモ親子が「お引越し」する時に使う用水。

30分ほど、泳いだり、エサをとったりしていたが、そのあと巣のある池に戻った。

これは、「お引越し」の前の訓練だったのかもしれない。

 

池に戻った母親はしきりに水浴びをしていた。

一か月近くの抱卵中の「あか」を落としていたのだろうか。

 

明日の朝にでも、子育てに適する次の場所に、「引っ越し」をするような気がする。

せめてかわいい親子を見ておこうと、今日もいっぱいの人が池を囲んでいる。


ハスの実を花瓶に

2023-07-29 | 日記

公園の池を管理されている方から「ハスの実」をいただいた。

まだ、蓮の花は次々と咲いているが、花の寿命は三日ぐらいで、早く咲いた花から次々散っていく。

花の後には、ジョウロのような形をした実が残る。

 

生け花の材料にも使われるという。

佐賀への旅行の時買ってきた「唐津焼」の小さな花瓶に生けてみた。

この独特の形が面白いと思って眺めている。

また、この茎も見てみたが、レンコンのようにいくつもの穴が通っているのも面白い。

 

 

 


玉川上水のナラ枯れ

2023-07-28 | 日記

玉川上水を散策。

両側は木々の緑が覆い、その間の水路をサラサラときれいな水が流れる。

 

遊歩道をしばらく歩くと、なにかを巻きつけてある樹に気が付いた。

ナラやクヌギを枯らす「ナラ枯れ」が出ていて、その対策のようである。

ナラ枯れの原因となる菌を媒介する害虫を捕捉する仕掛けらしい。

対象となっている本数は少なくないように見える。

 

身近な場所にも、被害を受けている樹があるかもしれない。

この害虫が食い込むと幹に小さな穴が開き、根元にはノコギリくずのような木くずが溜まるそうだ。

ドングリの木など、関心を持って様子を見ていきたい。

 

 


カルガモ観察日記・抱卵3

2023-07-27 | 野鳥

朝、カルガモの巣を確かめてみると、また母親の姿がない。

巣の中の卵は大丈夫のようだが、確認できるのは5個。

(産まれたのは6個)

 

近くの水路に行ってみると、そこで水浴びしたり、毛づくろいしたりしているのを見つけた。

盛んに顔を水に突っ込んで、水の冷たさを楽しんでいるかのようだった。

 

抱卵も3週間を超えているが、暑さにも負けてはいないようである。

野生の母鳥のもつ強い母性を感じる。

 

巣に向って飛び立つ。

このあと、こちらの心配をよそに、巣に戻ってしっかりと卵を抱いた。

 

次の土日ぐらいに孵化すると予想しているのだが・・・?

 


カルガモ観察日記・抱卵2

2023-07-25 | 野鳥

多くの人がヒナの誕生を待つ公園のカルガモは、連日の猛暑に耐えて卵を抱いている。

巣のある場所は、午前中は直射日光を浴びてしまい、見るからに暑そうである。

いつもはじっとしているのに、昨日、今日と、いやに口をパクパクさせている。

身体の熱を追いだしているようにも見える。

犬は口を開けて舌から熱を逃がすと聞いたことがあるが、カルガモのこの動きも同じであろうか。

 

卵を抱いてからちょうど20日になる。

ベッドをより快適にしようとするのか、周りの葉っぱをむしっては巣に敷いている。

あと数日で「孵化」ということになろうが、抱いている6個の卵がすべて無事孵化してほしいものである。