誕生(孵化)してから、ちょうど一か月になる。
親子で散歩するときも、子が先を歩き、親はそのあとをついていくようになった。
成長とともに行動範囲が広がり、親が目を離せないのは人間も野鳥も同じようである。
大きくなったが、泳ぐ・潜る・歩く・走るはできても、大空を飛ぶようになるには、あとひと月ほどかかるであろう。
誕生(孵化)してから、ちょうど一か月になる。
親子で散歩するときも、子が先を歩き、親はそのあとをついていくようになった。
成長とともに行動範囲が広がり、親が目を離せないのは人間も野鳥も同じようである。
大きくなったが、泳ぐ・潜る・歩く・走るはできても、大空を飛ぶようになるには、あとひと月ほどかかるであろう。
先月30日に孵ったヒナは今日で24日、見違えるようにたくましくなっている。
カルガモを見に来る人たちの口を突いて出るのは、「かわいい!」から「大きくなった~!」の驚きの声に変わっている。
散歩する姿も大人びてきた。
歩き方もかなりしっかりしてきた。
セミにも興味を示す。
食べようとするが、大きすぎて無理のようである。
飛ぼうとする意気込みは感じるが、いかんせんこの羽では・・・。
飛べるようになるのはもう少し先のこと。
お腹いっぱいになり、ぽこんと飛び出たお腹がなんとも言えずかわいい。
夜明けから、一生懸命いろんなものを食べたのであろう。
一息ついて石の上で毛づくろいをする。
毛づくろいにも時間をかけるようになり、その姿もだんだん母親に似てきた。
私たちは、この子が大空を自由に飛べるようになるまでしっかりと見守っている。
「橙や」さんでは、冷麺がメニューに載った。
季節限定で、暑い季節のみ提供されるもので、私の大好物のひとつである。
昨日は、すぐ近くのイベントホールで人気歌手のコンサートがあった。
「コンサートが終了するとドッと客が入り、お店は込むので早めに来なさい」とのご指示があり日没早々にお邪魔した。
暑かった一日の夕刻には、もちろんビール。
野菜天、じゃこサラダなどをつまみに喉を潤し生き返る。
次の料理は「比内地鶏の串」と「うざく」を頼み、冷えた日本酒に替える。
八戸(青森県)への旅行の時に知ったお酒・陸奥の「八仙」を。
ちょっといい感じに酔ったところでお目当ての「冷麺」。
この季節に一杯やった後の締めには最高である。
細く打った麺には、ダシの効いた冷たいつゆがかかっており、海老天、味付け卵や夏野菜が載り、キムチの辛さがアクセントになっている。
これで暑かった一日が終わった。
公園の池で先月末に孵化したヒナが大きくなっている。
自然界は厳しい。
卵は6個生まれたのだが、現在、残っているのはこの一羽だけである。
この一羽は日に日に成長し、たくましくなっているように見える。
今では人気者になって、この可愛らしい姿に多くの人たちがいやされる。
カルガモは孵化したら、比較的短時間のうちに子育てに適した場所へ移動することが多いらしい。
ところが、いま観察中の親子は、一週間になるが「お引越し」をしていない。
どこに引っ越すか?、そこへのルートは?
まだそれが見つかっていないのかもしれない。
お母さんが時々ヒナを残して、どこかに行ってしまうのは、その場所を探しに行っているのかもしれない。
そんな推理が当たっているだろうか・・・。
お母さんの留守の間、寂しく母の帰りを待つ一人っ子のヒナ。