所沢航空記念公園(埼玉・所沢市)で遊ぶ。
西部鉄道の「航空公園駅」の目の前が公園になっていて、アクセスはこの上なく便利である。
駅前広場を抜けると、国産中型旅客機「YS-11」の隠居後の姿がある。
この機体に出会うのは、三沢航空科学館(青森県三沢市)以来である。
公園内に入ると、広い芝生が広がり、ゴム飛行機に興ずる大人たちがいた。
また、林のなか、ジョギング、ウォ-キングのコースにはちらほら人の姿が見える。
野球、サッカー、テニスなどの運動場も整った、すばらしい公園である。
少し奥まで進むと、森の中に「フォール大佐像」を見つけた。
大正時代、フランスの航空教育団の団長として来日し、日本の航空技術を向上させてくれた人だという。
この公園内の「所沢航空発祥記念館」は、ぜひ見学したいと思っていたところである。
日本で初めての飛行場、「所沢飛行場」が誕生して以来の歴史を学ぶことができる。
大きなドーム型の屋根の建物には、現役を終えた多くの飛行機やヘリ、そのエンジンなどが展示されている。
実際に見ることがないし、もちろん乗ることも無いものばかりなのでとても興味深い。
機体の見学のほかに、パネルの写真や説明、ビデオ映像、事件装置などによって学ぶことは多い。
例えば、ジェットエンジンの仕組み、飛行機が浮く原理、など・・・・。
科学のお勉強に、硬くなった頭が痛くなる。