最近、6年ほど前に買ったPC(デスクトップ)の処理が遅くなった。
そこで、ハードディスクをSSDに置き換えると速くなるということを聞くので、チャレンジしてみた。
いままでPCは何度も買い替えてはきたが、[燃えないゴミ]にするとき以外そのカバーを開けたのは始めてである。
慣れた人には何でもないことであろうが、私にとっては半分は「どうとでもなれ!」といった気持ちで取り掛かった。
まず、パーツの購入はネットで情報を入手し、以下の三点を購入した。
トータルで、ほぼ1万円ほどで用意できた。
① SSD(PCのHDDと同じ容量の500GB)
② USBとSATAの変換アダプター
③ 2.5インチ→3.5インチ変換ブラケット
専門的にはいくつも方法があるのだろうが、一番楽そうな、SSDにハードディスクのクローンを作る方法を採った。
これなら、時間はかかるが一発でOSからデータまで入った「そっくりさん」を作れるという。
クローンを作るためのソフトウエアは、無料でダウンロードできるものを捜してインストールした。
ソフトのインストールが終ったら、クローンの作成に移る。
まず、SSDとPCとをUSB⇔SATA変換アダプタで接続し、クローン作製ソフトを起動する。
途中、いろいろ表示されるが、基本は「次へ」をクリックし最後に「実行」ボタンをクリックする。
前日に不要なアプリケーションやデータを極力削除しておいたのでディスク容量は少なかったはずである。
それで、クローンが「完了」するまでに1時間ほどで終了した。
さて、ハードディスクとSSDの付け替えだ。
既存のHDDはクローンでうまく起動できなかった時のために、取り外すことなくそのままにしておいた(結果に自信がなかったから)。
① 出来上がったSSD(クローン)を3.5インチ用ブラケットに4個のネジで止める。
② 次に、それをPCのHDDの横のスペースにねじ止めする。
私のPCには、HDDを一基増設できるスペースが空いていたのでそこを利用した。
今回購入したブラケットは、ネジ穴の位置や、ネジのサイズなどとぴったり合うようにできていて、迷うことは無かった。
③ HDDのコネクタを2個引き抜いて、SSDに差し替えた。
最後にPCの裏ブタを閉めて、ハードディスクからSSDへの換装が完了である。
いよいよ緊張の起動である。
電源やLANの接続ケーブルなどを前のように挿して、電源ボタンを押す。
アレアレ・・・、今までイヤと言うほど時間のかかっていたWindowsがアッというまに立ち上がった。
初体験のHDDからSSDへの換装は、あっけなくうまくいった。
ブラウザや他のアプリケーションの処理が、見違えるほどキビキビ動くようになったのはうれしい。