幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

ふと日本酒が飲みたくなって

2023-11-11 | グルメ

「かき」がおすすめメニューに登場している。

時々お邪魔する「橙や」さんでは、生(ナマ)、フライ、その他調理方法は各種あり、ナマだけは厚岸産で他は広島産であった。

先日の釧路旅行で厚岸産は食べてきたのでパスした。

それと現地で聞いたことではあるが、今年は海水温度が高く厚岸のカキは、例年に比べいまいち身が太っていないという。

水温が下がるこれからが良くなるだろうということだった。

 

かきはフライにしてもらい、アツアツのところをいただいた。

二種類のソースが付いてくる。

好みで使い分けるのだが、私は濃い目のソースをかけ、からしをつけて食べるのが好みである。

 

ビールを飲みたくなる気温ではなく、日本酒にした。

たくさんの銘柄の中から三つを選ぶ「お味見セット」を楽しむことにした。

黒龍、九頭龍(福井)、美丈夫(高知)を選んだ。

もとより日本酒はあまり飲まないので、こだわりがあるわけでもないし味が分かるわけでもない。

その日の気分で選ぶのだが、飲み比べてみるとその違いは判る。

その時のお料理に合うと、お酒もお料理もともにおいしく感じられうれしくなる。

 

 

 


「帯状疱疹」に罹って

2023-11-10 | 日記

いやな痛みからようやく解放された。

思ってもいなかった二回目の帯状疱疹に罹ってしまった。

 

最初は足の甲がかゆく、蚊に刺されたのだと思っていたが、少しもかゆみが取れず3日ほど経った。

その後かゆい部分に小さな水ぶくれができ、しびれるような痛みもを感じ出したので、これは、蚊ではなく何かの「毒虫」に刺されたと判断して皮膚科を受診した。

問診票の来院理由の欄には「虫さされ」と書き入れたのだが、なんと、医師は一目患部を見るなり「帯状疱疹」だと診断を下したので、こちらはびっくり。

「足に出ることは無いわけではないが珍しい」という説明があり、一週間分の飲み薬と軟膏を処方された。

すぐに痛みがとれるはずもなく、ピークの2日間は、20~30秒おきにやってくるズキーンという痛みが続き眠れなかった。

水ぶくれも徐々に大きくなり500円玉ほどになったが、痛みは、水ぶくれのできた足の甲より、ふくらはぎから太ももの方がきつかった。

 

処方された薬がなくなった一週間後、クリニックで回復状況を診てもらったが、その時点で、まだ痛みは残っており水ぶくれも治ってはいない状態であった。

再診では痛み止めの薬が出され、さらに2週間、薬を飲みながら水ぶくれが治るのを待った。

その痛み止めの薬を飲み終わるころ、痛みがほとんどなくなり、水ぶくれは周りから徐々にかさぶたになっていった。

ようやくかさぶたがポロリと取れるまで、発症からほぼ一か月たっていた。

 

最初のころ痛みはなくかゆかったことと、帯状ではなく円形にかたまって症状が出たことから、「帯状疱疹」とは意外であった。

言いようのない痛みには苦しんだが、熱が出るとか家族に伝染する心配もなかったので、その点では多少気持ちは軽かった。

また、心配だった後遺症もなさそうである。

免疫機能が落ちているときに出やすいと聞いているが、今年の猛暑が影響しているのであろうか。

周囲に訊いてみると「帯状疱疹」を経験している人は意外と多い。

 

 

 


わずかに残っていた「ハマナスの実」

2023-11-03 | 旅行

 

根室半島の北側、納沙布岬に向かう途中に広がる「北方原生花園」。

6~8月のころなら、一面、様々な花が咲き乱れる楽園・・・ということであるが。

今の季節は人の姿も稀であり、広大な草原を独り占めしている気分になれる。

歓迎してくれたのは、放牧されているポニーの落とし物(糞)と、わずかに残ったハマナスの実であった。


緑に映える「レンガ積みサイロ」

2023-11-02 | 旅行

いかにも北海道らしい景色である。

今回の釧路・根室の旅行で撮った写真のうちで、お気に入りの一枚である。

 

根室市の「明治公園」に残る、歴史を感じさせる巨大なレンガ積みのサイロである。

レンガとワインレッドの屋根が、青い空と緑の芝生に見事に映える。