「平成の名水百選」、この環境省が選定する水環境に「落合川と南沢湧水群」(東久留米市)が選ばれている。
東京都ではただ一か所だけだという。
友人に誘われぽかぽか陽気の昨日、東久留米駅(西武鉄道)を起点として、落合川に沿って3時間半ほどのウォーキングをしてきた。
思っていた以上に水量が豊かであり、もちろん汚染するものは無いので透き通ったきれいな水が流れている。
夏は、子供たちの良い遊び場になる場所もあるそうだ。
川沿いの木々は格好の日除けにもなり、わんぱく少年たちは一日遊んでいられるのかもしれない。
野鳥も多く見ることができ、いきなりコサギが出迎えてくれた。
その他カルガモをはじめ、いろいろな水辺にすむ野鳥が姿を見せてくれた。
何か所も湧き水を見ることができる。
清冽な水がこんこんと湧き出ている。
川沿いには歩きやすい遊歩道がよく整備されている。
ちょっとはずれて氷川神社、竹林公園などにも立ち寄ることができる。
南沢緑地を経て落合川源流にたどり着く。
東久留米市の散策マップによると、日に1万tの水が湧いているという。
そこから進行方向を反転して下流に向い、黒目川の合流地点まで歩く。
右からの流れが落合川、ここで左からの黒目川に合流する。
落合川を合わせた黒目川は、さらに下って荒川に注ぐ。
東京都といえ、川あり、森あり、野鳥にも会える。
小春日和の半日の散歩、コースとしては素晴らしいところであった。
ちょうど日も落ちかかるころになり、居酒屋ののれんをくぐる。
ちょっと足腰に疲れを感じてはいたが、喉を通るビールの味は最高であった。