公園の池のカキツバタの植木鉢に、「カルガモ」の卵が4個見える。
(昨日、7月4日撮影)
多分このカップル(つがい)だと思うが、この春から同じ場所で既に2回産卵している。
但し、その2回ともメスはわずかに抱いただけで、卵を放棄してしまった。
今回は3度目の正直となるか・・・。
今朝は、メスは朝からこのカキツバタの茂みの中にいる。
今のところ、しっかりと卵を抱いている。
一方オスは、近くの池の縁の涼しいところを選んでしゃがみこんで、何の役にも立っていない。
メスのため、エサを運んでくることもしない。
巣作り、抱卵、子育て、全てメスだけで頑張る。
ネットなどで、カルガモに関する情報を見てみると、「メスが抱卵を始めると、オスはつがいを解消してどこかに行ってしまう」のが一般的らしい。
ところが、このオスはそうではなく、ずっとメスにくっついている。
時々メスを巣の外に誘い出ようなしぐさも見られ、二羽でどこかに飛んで行ってしまう。
そのせいかどうか、メスは落ち着いてじっくりと抱卵できないのではないだろうか。
カルガモの生態を知る由もないが、過去2回も含めて少なくとも私にはそう見えるのである。
「オスよ、早くどこかに行ってしまってくれ」と、願っている。