今日は学校の終業式ですね。
いよいよ夏休みの始まりです。
でも、我が家のゆきちゃんには
今年から夏休みはありません!!
o(*^∇ ^*)o わーい♪ by tomi&ゆきこ
先日、由紀子の主治医のA川先生にも話しをしたのですが・・・
私は由紀子が小学校に入ったときから、
ずっと夏休みが嫌いでした。
どの親もそうだ!・・・と、言われそうですが
そんな生やさしい感情ではなく、苦しくて!苦しくて!
由紀子は小学校の頃は特殊学級に在籍していました。
その頃、その学校には3人の自閉症の子どもがいて
由紀子以外は普通学級に在籍していました。
そんな3人の母親である、私たちも親しくしていたのですが
その2人の友人は
夏休みになるとホッとする!
と、言っていました。
学校の中で、子どもにどんなことが起こり、
どんなことを起こすか解からない毎日を送っているから
ずっと、目の届くところにいる夏休みはホッとするというのです。
みんな、そうなの?
その気持ちもわかる気がするのですが、
それ以上に辛いという気持ちのほうが先に立っていました。
私はだめな母親なのかもしれない。
そう思っていました。
どうして、夏休みが辛いのか・・・
それは、由紀子が退屈そうにしていると
私が何とかしてやらなければ・・・・という、強迫観念があったからです。
常に由紀子が楽しそうな顔をしていないと
私が悪いから・・・と、自分を責めてしまっていたんです。
私は毎年、夏休みになるたびに
毎日、毎日・・・今日は何をさせて過ごそうか・・・
その事を一生懸命考えて努力もしました。
でも・・・
それでも、由紀子は退屈な顔をするんです。
だからと言って、由紀子が何かを言うわけでもなく
私を責めるわけでもないのに・・・・
その退屈な姿を見るだけで、胃が痛んできていました。
おかげで毎年、夏休みが終わる頃には、
私は必ず胃潰瘍をわずらっていました。
今振り返れば、異常だと思います。(笑)
これって、完全に母子密着のせいですよね~。
あの頃は、由紀子を誰かに託して、
自分が楽をするということにも罪悪感を感じていました。
だから、「行かせるべき場所」という大義名分が整っている
学校に行かせているときだけが、
私の気持ちが解放される時間だったんです。
皮肉にも、私が母子密着を自覚して
母子分離を心がけるようになったのは
由紀子の思春期の始まりのせいでした。
もう、私一人では手に負えない・・・そんな状況の中で
私は、やっと由紀子から心を離すことができるようになりました。
でも、でも・・・
夏休みの辛さは、
今度は由紀子のパニックとの戦いという形に変わっていきました。
結局、小学校の6年間も・・・
中学部の3年間も・・・・
高等部1年間も・・・・
夏休みは、全部辛い思い出ばっかりです。
たぶん由紀子も同じだと思います。
今年から夏休みの無い生活が始まりました。
私が今感じている開放感!
それは、ここにどれほど書き連ねようとも
たぶん、わかってもらえないと思います。(笑)
でも、昔の私と同じような辛さを感じている
障害児の母は他にもいるかもしれない。
私は母子密着で一番辛かった頃には、
ほとんど本音でこの気持ちを語ったことはありませんでした。
今になって、やっと主治医にも言える様になったし、
ここに書けるようになった・・・
=END=
いよいよ夏休みの始まりです。
でも、我が家のゆきちゃんには
今年から夏休みはありません!!
o(*^∇ ^*)o わーい♪ by tomi&ゆきこ
先日、由紀子の主治医のA川先生にも話しをしたのですが・・・
私は由紀子が小学校に入ったときから、
ずっと夏休みが嫌いでした。
どの親もそうだ!・・・と、言われそうですが
そんな生やさしい感情ではなく、苦しくて!苦しくて!
由紀子は小学校の頃は特殊学級に在籍していました。
その頃、その学校には3人の自閉症の子どもがいて
由紀子以外は普通学級に在籍していました。
そんな3人の母親である、私たちも親しくしていたのですが
その2人の友人は
夏休みになるとホッとする!
と、言っていました。
学校の中で、子どもにどんなことが起こり、
どんなことを起こすか解からない毎日を送っているから
ずっと、目の届くところにいる夏休みはホッとするというのです。
みんな、そうなの?
その気持ちもわかる気がするのですが、
それ以上に辛いという気持ちのほうが先に立っていました。
私はだめな母親なのかもしれない。
そう思っていました。
どうして、夏休みが辛いのか・・・
それは、由紀子が退屈そうにしていると
私が何とかしてやらなければ・・・・という、強迫観念があったからです。
常に由紀子が楽しそうな顔をしていないと
私が悪いから・・・と、自分を責めてしまっていたんです。
私は毎年、夏休みになるたびに
毎日、毎日・・・今日は何をさせて過ごそうか・・・
その事を一生懸命考えて努力もしました。
でも・・・
それでも、由紀子は退屈な顔をするんです。
だからと言って、由紀子が何かを言うわけでもなく
私を責めるわけでもないのに・・・・
その退屈な姿を見るだけで、胃が痛んできていました。
おかげで毎年、夏休みが終わる頃には、
私は必ず胃潰瘍をわずらっていました。
今振り返れば、異常だと思います。(笑)
これって、完全に母子密着のせいですよね~。
あの頃は、由紀子を誰かに託して、
自分が楽をするということにも罪悪感を感じていました。
だから、「行かせるべき場所」という大義名分が整っている
学校に行かせているときだけが、
私の気持ちが解放される時間だったんです。
皮肉にも、私が母子密着を自覚して
母子分離を心がけるようになったのは
由紀子の思春期の始まりのせいでした。
もう、私一人では手に負えない・・・そんな状況の中で
私は、やっと由紀子から心を離すことができるようになりました。
でも、でも・・・
夏休みの辛さは、
今度は由紀子のパニックとの戦いという形に変わっていきました。
結局、小学校の6年間も・・・
中学部の3年間も・・・・
高等部1年間も・・・・
夏休みは、全部辛い思い出ばっかりです。
たぶん由紀子も同じだと思います。
今年から夏休みの無い生活が始まりました。
私が今感じている開放感!
それは、ここにどれほど書き連ねようとも
たぶん、わかってもらえないと思います。(笑)
でも、昔の私と同じような辛さを感じている
障害児の母は他にもいるかもしれない。
私は母子密着で一番辛かった頃には、
ほとんど本音でこの気持ちを語ったことはありませんでした。
今になって、やっと主治医にも言える様になったし、
ここに書けるようになった・・・
=END=