由紀子を今まで育ててくる中で、いろんな考え方の人との出会いがありました。
自閉症の事もよくわからず、手探りで由紀子を育てている途中では
出会った人たちに影響を受けて、その時々で考え方も変わりました。
由紀子にとっては迷惑な話だと思います。(笑)
感覚の過敏さから来る苦手な事は、
時にはこだわりと受け取られることもあります。
そのこだわりについても、いろんな考え方があって
「こだわりは潰せる物は潰しておいた方がいい!」
と、強く言われる人もいました。
パニックを起こしても、それを乗り越えれば慣れる・・・
繰り返し、繰り返し経験させることが大事!!
そう言われれば、生活の中で面倒くさい存在の「こだわり」は
無いに越したことはありませんから・・・・
素直な私は、がんばってみようと思うわけで・・・・(笑)
由紀子が観たくないと言うビデオをつけて
逃げようとする由紀子にタックルをかましながら
押さえ込んで見せ続けたこともあります。(;^_^A アセアセ
長崎の浜の町を嫌がったときにも、だまして連れ出して
アーケードの中でパニックを起こさせてしまったことも・・・・
今思えば、なんとも残酷なことを・・・・(・ω・;A)フキフキ
この「慣れさせれば大丈夫!」という考え方は、支援者の間違った見方だと
「続々自閉っ子、こういう風にできてます。」
の本の中にも書かれてありました。
あの頃の私は、由紀子の障害を受け入れていると言いながら
本当は、由紀子にとって、
普通の人と同じ生活ができるようにしてやることがいい事なのだと
思っていたのかもしれません。
でも、その後・・・
別の考え方を持った支援者と出会うことができて、
徐々に私自身の考えも変わってきました。
由紀子が嫌がることの裏側には、必ず原因がある。
まずはそれを知ること!
そして、生活を見直して工夫をすることで
生活の困難さを緩和していくことができる
その事に気づかせてもらいました。
以前の考え方は、
こだわりや感覚の過敏さから来る困難さを「山」にたとえたら
山の真ん中にドリルで穴を掘って、
目的の場所に連れて行くようなものです。
本当は、回り道をしてでも
その子が通ることのできる道を探してやるべきなのだと思います。
由紀子が自閉症だと解かって、13年が経ちました。
その間、私はずっと日記をつけているのですが、
それを読み返すと、
暗中模索をしながら必死に由紀子の障害を受け入れようと
もがいていた自分の姿があります。
我ながら、その必死さがいじらしいと思うのですが・・・(*^ ^* )
でも、そのもがきの犠牲になった由紀子には
本当に申し訳ないと思っています。
もう一度、やり直せたら・・・・・
(-_-;)(;-_-)いえいえ・・・もう充分です。(笑)
感覚の過敏の緩和について(自閉症の特性23)
参考文献
=END=
自閉症の事もよくわからず、手探りで由紀子を育てている途中では
出会った人たちに影響を受けて、その時々で考え方も変わりました。
由紀子にとっては迷惑な話だと思います。(笑)
感覚の過敏さから来る苦手な事は、
時にはこだわりと受け取られることもあります。
そのこだわりについても、いろんな考え方があって
「こだわりは潰せる物は潰しておいた方がいい!」
と、強く言われる人もいました。
パニックを起こしても、それを乗り越えれば慣れる・・・
繰り返し、繰り返し経験させることが大事!!
そう言われれば、生活の中で面倒くさい存在の「こだわり」は
無いに越したことはありませんから・・・・
素直な私は、がんばってみようと思うわけで・・・・(笑)
由紀子が観たくないと言うビデオをつけて
逃げようとする由紀子にタックルをかましながら
押さえ込んで見せ続けたこともあります。(;^_^A アセアセ
長崎の浜の町を嫌がったときにも、だまして連れ出して
アーケードの中でパニックを起こさせてしまったことも・・・・
今思えば、なんとも残酷なことを・・・・(・ω・;A)フキフキ
この「慣れさせれば大丈夫!」という考え方は、支援者の間違った見方だと
「続々自閉っ子、こういう風にできてます。」
の本の中にも書かれてありました。
あの頃の私は、由紀子の障害を受け入れていると言いながら
本当は、由紀子にとって、
普通の人と同じ生活ができるようにしてやることがいい事なのだと
思っていたのかもしれません。
でも、その後・・・
別の考え方を持った支援者と出会うことができて、
徐々に私自身の考えも変わってきました。
由紀子が嫌がることの裏側には、必ず原因がある。
まずはそれを知ること!
そして、生活を見直して工夫をすることで
生活の困難さを緩和していくことができる
その事に気づかせてもらいました。
以前の考え方は、
こだわりや感覚の過敏さから来る困難さを「山」にたとえたら
山の真ん中にドリルで穴を掘って、
目的の場所に連れて行くようなものです。
本当は、回り道をしてでも
その子が通ることのできる道を探してやるべきなのだと思います。
由紀子が自閉症だと解かって、13年が経ちました。
その間、私はずっと日記をつけているのですが、
それを読み返すと、
暗中模索をしながら必死に由紀子の障害を受け入れようと
もがいていた自分の姿があります。
我ながら、その必死さがいじらしいと思うのですが・・・(*^ ^* )
でも、そのもがきの犠牲になった由紀子には
本当に申し訳ないと思っています。
もう一度、やり直せたら・・・・・
(-_-;)(;-_-)いえいえ・・・もう充分です。(笑)
感覚の過敏の緩和について(自閉症の特性23)
参考文献
続々自閉っ子、こういう風にできてます!―自立のための環境づくり岩永 竜一郎,藤家 寛子,ニキ リンコ花風社このアイテムの詳細を見る |
=END=