流燕の思い出

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熊野古道 大辺路(周参見~見老津)

2021-03-11 17:16:26 | ハイキング、登山
2021.3.10

熊野古道 大辺路の中では舗装道路が比較的少ないと思われるルートを歩く。

といっても中辺路に比べると熊野詣が盛んだった頃の様子が伺える場所は、かなり限定的なのでは?と想定していた。


周参見駅近くの海水浴場車場からR42を海沿いに歩きだした。

国道から左側にある生コン工場内を通過し、馬転坂に入ろうとすると「工事中のため通行止め」の張り紙が。






迂回路の設定どおり一旦国道に戻り、白島トンネル手前を左に折れ工事中だった道路を登っていった。

少し歩き白島トンネルの上にでたあと、馬転坂との合流点に到達。

見晴らしはよかった。






馬転坂の工事状況も気になったので、合流地点から馬転坂方面に歩きだした。




5分もしないうちに工事区間に到着、まだまだ復旧できなさそうな雰囲気だった。

フェンスが張られた道を下り、国道に合流するとすぐに左側に折れて線路沿いの道。




ここまではほぼ舗装路だが、タオの峠に入ると気持ちいい山道に変化した。




峠を出ると、また舗装路となり集落を進むと「中屋跡」。





すぐに和深川王子神社(世界遺産)へと続く。




更に進むと、大辺路からは外れるが「丸山の堀切」「徳本上人名号碑」の標識があったので立ち寄った。

堀切は2m以上の高さがあり興味深々であったが、徳本上人名号碑のほうは、たぶんこれか?という程度しか認識できなかった。







どちらも数分程度で行けます。


今回最も楽しみであった長井坂は期待通りの緑の中を歩ける山道で、熊野古道でイメージされる石畳はないが、開けた場所からは

枯木灘を見下ろせたり、細い稜線があったりと意外と楽しめる要素があった。




















見老津駅周辺は、ジオパーク的な海岸景観があり、駅内にもお店があるので電車の到着を待つこともそれほど退屈にはならないのではないだろうか。





注意しないといけないのは電車が2時間に1本程度しかないことで、若干余裕をもって周参見駅を出発したほうが無難。

また、先頭車両の一番前のドアでしか乗り降りできないのにも注意したい。












馬転坂は残念だったが、山中の山桜は満開で気温も約20℃の陽気。

Tシャツ1枚の旅は久しぶりに癒しの旅になった。




















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