ブログの流れとして今回は、「火に南無する」とすべきなのですが、人類はみんな「火」に依って暮らしているので、タイトルとしてはもっと捻る必要があります。
「いや、私はローフード主義者で、乗り物も自転車しか乗らないから火は一切使っていない。」と主張する人も居るかも知れませんが、今どき電気を使わない人は居ないハズで、火力に依らない自然エネルギー発電でも、製造・流通過程で少なからず「火」を使っています。
私もかなり「ローフード主義」は実践している方ですが、今沖縄を旅していてその限界に突き当たっています。
それは沖縄の地場野菜がとても苦いからで、ゴーヤなどはそのままでバリバリと食べられますが、ヨモギやチコリーなどの薬草系と、苦さで頂点に位置する青パパイヤだけは、「火食」を交えなければ食べられませんでした。
私は別に、人類が「火に南無」して生きているコトを批判するつもりはなく、むしろそれによって猿から人へと進化したので、行き過ぎはあるにしても称賛します。
今回「火と生きる」と題したのは、人類史の中で特に「火」として生きた人を描く為で、インドでの物語に入る前に、まずはその地に実在した「火の人」サイババを紹介します。
現代インドで彼ほど「火とした生きた」人物は居らず、このウィキペディア-ページは他に類を見ないほど「炎上」しているので、是非じっくり賞味してみて下さい。