さらにドイツに移住した日本女性によるヨーロッパ難民危機のレポート「移民 難民」と、気鋭のイギリス人ジャーナリストによる「シリア難民」も参考にしました。
ここでは、本で初めて知ったエリトリア難民についてのコラムだけを載せて置きます。
バングラデシュの気候難民や、将来増えるであろう朝鮮半島からの難民は日本まで来ると思われ、その対応についてヨーロッパでの先例から学ぶべきかと思います。
ドイツの難民問題は確かに深刻ですが、難民のお陰で人口減少に歯止めがかかり経済的に救われている面もあります。
日本も僻地では既にこうした取り組みが功を奏しており、心の開国が求められて来ていると思います。
いや、実際には私が思う以上に、日本人の心は外国人に開かれているのかも知れません。
それは日本人ほど外国の文化を積極的に取り入れている国民は少ないと言えるからです。
これは北東アジア人の性分かなとも思え、中国人も近い内に日本人ぐらい海外文化を取り入れる様になるでしょう。
そして中国も「移民 難民」を受け入れられる開かれた国になるコトを願います。
今はまだチベット難民が帰還する流れはなく、逆に多くが難民化している状況です。 これについては後でインターミッションとして語ります。