お気に召すまま

なんでもござれ。思うまま、気の向くまま 書きまくる。

税制について

2005年03月12日 | Weblog
所得税について調べました。
最高税率の課税限度に手をつけ始めたのが1984年からです。84年75%=>70%、87年=>60%、89年=>50%、となっております。本来課税クラスのそれぞれの限度額を引き上げるのが本当であるのが、最高税率まで手をつけた結果お金持ち優遇になっている。いまでは3000万円以上の所得は一律50%である。70年代は8000万円稼いだ人は75%も税金を取られていたわけです。すなわち勝ち組みは経済力に応じて税負担をするハンディキャップ制がなくなり、経済力における平等が損なわれている。そうして消費税という一見平等な税制が導入されているわけである。金持ちも貧乏人も生きていく最低の食事、住居、高熱費はいくらも変わらないわけで昔エンゲル係数と呼ばれた尺度でその収入に占める比率を著して物である。適正なハンディキャップをつけた税制にするためには本来エンゲル係数に応じて税率が課せられるべきものであり、その点から税制がまずくなっているわけである。勝ち組みと負け組みとに分化する所以のところである。
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