お盆休みで、お墓参りや、ご家庭の故人をしのぶ場所(仏壇がなくてもいいと思います)に、お花や、故人が好きだったものを、お供えしている人も多いと思います。
今回は前回につづき、カンボジアのお葬式をご紹介します。
この写真は、実際のカンボジアでのお葬式です。
まず、お金に余裕のある人は、ご家庭で、故人の頭を仏陀の絵がかかれてある壁側などに向けてねかせ、天蓋のような、ものをつるします。
天蓋のようなものはしている家庭としない家庭があり、どちらでもいいようです。
故人のご遺体は、白い布でくるまれて、まるでミイラのようになっています。
そして、その前で火をたくつぼのようなものに、白と銀、金を塗られた紙に火をつけて燃やしながら、つぼの中にずっといれつづけます。
ちょうど日本のキャンドルの火をともすような感じでしょうか?夜も一日中火は絶やすことなくともされます。
これは死後1日目の様子で日本のお通夜にあたると思われます。
これから、花などが飾られていきます。
この時点では、まだ棺には納棺されていないまま、の状態で、布団に泣かされたままの状態で白い布に全身包まれ、
ミイラのような状態でのお通夜が行われます。
日本と違うのは、大音響でお経のようなものがマイクで流されることと、音楽も一緒に流されることです。
あとは、白が基調にされたお葬式であると言うことです。