(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

世界のお葬式 カンボジア

2015-08-09 | アート

お盆休みで、お墓参りや、ご家庭の故人をしのぶ場所(仏壇がなくてもいいと思います)に、お花や、故人が好きだったものを、お供えしている人も多いと思います。

 

今回は前回につづき、カンボジアのお葬式をご紹介します。

この写真は、実際のカンボジアでのお葬式です。

 

まず、お金に余裕のある人は、ご家庭で、故人の頭を仏陀の絵がかかれてある壁側などに向けてねかせ、天蓋のような、ものをつるします。

天蓋のようなものはしている家庭としない家庭があり、どちらでもいいようです。

 

故人のご遺体は、白い布でくるまれて、まるでミイラのようになっています。

そして、その前で火をたくつぼのようなものに、白と銀、金を塗られた紙に火をつけて燃やしながら、つぼの中にずっといれつづけます。

ちょうど日本のキャンドルの火をともすような感じでしょうか?夜も一日中火は絶やすことなくともされます。

これは死後1日目の様子で日本のお通夜にあたると思われます。

これから、花などが飾られていきます。

この時点では、まだ棺には納棺されていないまま、の状態で、布団に泣かされたままの状態で白い布に全身包まれ、

ミイラのような状態でのお通夜が行われます。

 

日本と違うのは、大音響でお経のようなものがマイクで流されることと、音楽も一緒に流されることです。

 

あとは、白が基調にされたお葬式であると言うことです。

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