ふだんは、遺族自身が手作りする、美しいアートお葬式装飾・フュネラル・アートのことについて情報発信していますが、今、世界中で、地殻変動や、放射能の危機的な状況に面し、
日本国内の情報と、世界の情報にかなりの幅があるため、
海外・世界の情報を中心に発信しています。
本日は、今来日されている、欧州放射能リスク協会のクリス・バスビー博士の日本での発言を御知らせします。
博士の日本での活動を英語のブログでまとめたものがあります。
これ
→http://majiasblog.blogspot.com/2011/07/chris-busby-video-july-17-on-fukushima.html
この中で、バスビー博士の言及を日本語訳したものが以下です。
Cesium-137 Content From Air Filters
エア・フィルターからのセシウム137の量
(数値はすべて「1立方メートル中」における値)
734milliBecquerels/cubic meter of Cesium-137 for Tokyo air filters sampled
東京のエア・フィルター 734ミリ・ベクレル
In comparison, the 1963 global weapons fallout 2.7milliBecquerels/cubic meter for Cesium-137
1963年の世界的な武器(核実験のことと思うので、以下そう称します)からの放射性降下物 2.7ミリ・ベクレル
Chernobyl fallout was 8milliBecquerels /cubic meter for Cesium 137
チェルノブイリの放射性降下物 8ミリ・ベクレル
And the Fukushima filters 2.7Becquerels/cubic meter (2700millibecquerels)
福島のフィルター 2.7ベクレル
Implications
上の数値が意味するもの
Air in Tokyo contaminated more than the global weapons fallout peak by a factor of 270
東京の空気の汚染は、核実験ピーク時の放射性降下物(量)より270倍も多かったことになる
If the filters were people, their external dose would be .2 micrograms per hour just from Cesium-137
フィルターが人間だったなら、彼らの体外(被曝)量はセシウム137だけで、毎時0.2マイクログラムになっていただろう
If the filters were people, their internal dose would .3-.5 millisiverts just from Cesium-137 isotopes
フィルターが人間だったなら、彼らの内部(被爆)量は、セシウム137核種だけで0.3~0.5ミリシーベルトになっていただろう
Busby concludes by arguing that the global nuclear industry should pay for the human and infrastructural costs of Fukushima and that scientists who minimized the dangers should be prosecuted for misleading the public in ways that compromised their health.
バズビーは、世界中の原子力産業は福島の人々とインフラ(に与えた損害)に対して(補償金を)支払うべきであり、危険性を矮小化し、国民を誤誘導して彼らの健康を危険に晒した科学者たちは告発されるべきだと結論づけた。
こんな感じです。
また、東京でのバスビー博士の講演会は、なんと、東電のまん前の会場でした。
そごいタイミングで、すごい場所ですね。
人の命を大切にしない日本の政府、東電、官僚、御用学者、メディアはもういりません。
海外からでもこのように、日本人の事を心配して来て下さっている方がいる一方で、この様な日本社会がのさばっている事に、大変残念に思います。
でも、きっと悪いやつらには世界中から天罰が下されます。
それを信じて、戦いましょう。
また、クリス・バスビー博士のインタビューが入ってきました。
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