今、兵庫県立美術館で「借りぐらしのアリエッティ×種田洋平展」
というのがやっている。昨日、仕事のついでに見に行くことができた。
種田洋平さんと言うのは映画のセットなどを手がけている人。
ジブリの漫画の世界を実写の世界に、、、と言うコンセプトの展示。
まず会場にはいると、背丈くらいの雑草やタンポポがおむかえをしてくれる。
アメリカのディズニーランドにいったときに、いったいこれ何で作ってるんだろう?と思った木やつちや、自然をかたどった造形物。それらとおなじそざいでつくられていた。(物が何なのかは、私にはわかりませんが、、、)
雑草の葉っぱは断熱材みたいなものでつくられていた。
硬いレンガや、植木鉢なども、固めの断熱材でつくられているのかなぁ、、。
とにかく、アリエッティの地下のおうちが再現されていて、その中を見学できるようになっている。
つまり、自分が小人になった気分が味わえるのだ。
パソコンのキーボードくらいのおおきなアブラムシもいて、こやつは、ゆるゆるうごいていた。
アブラムシと自分を比べてみると、そうか大体アリエッティはアブラムシの5倍くらいの大きさなんだなぁ。
アブラムシの5倍の大きさで、頭に洗濯ばさみをつけるのはちょっときついんじゃ、、、。
洗濯ばさみとゴキブリは大体同じ大きさだから、つまり頭にキーボードをつけていることになる。
あたまがいたくなりそうだ。
種田さんは大阪出身のひとらしい。そして同じ年ではないが、同年代。武美の油絵科を卒業し、ハリウッド映画のセットなども手がけているらしい。すんでるところも、年も近いのになんだかすごい人やな~。
いわゆる「美術さんの名前」が,前面に出て、展覧会ていうのはめずらしいことだとおもう。
最初は遊園地感覚で、次は、種田さんの絵のうまさに感心して、最後は、ジブリの原画をちょいと見て、、、
去年の鬼太郎展ほどではなかったがなかなかたのしめた。
(鬼太郎展は原画の数がかなりおおかったので、ここだけでへとへとになった。)
入り口に、おおきないすがあって、その横に立って写真を撮ると小人になって写真を撮ったようになるのだが、残念ながら、撮ってくれる同伴者がいないので、あきらめたが、やっぱりいすだけでも撮っておこう、、、と、かえりにもういちど入り口にもどってみた。
入場するときは、人がいっぱい写真を撮っていたけれど出てきたときはすいていた。
が、いすだけ撮ってみたものの、やっぱりおおきさがわからない。
そこへ、若い女の子の二人連れがやってきて写真を撮っていたので、思い切って携帯の「シャッターをおしてもらえませんか?」とお願いした。
撮った後、「こんなんですけどよかったかなぁ、、、」
となんだかもうしわけなさそうだったけど、まぁ、大きさがわかればいいから、どんなんでもいいし、、、と、思い、画面もあまりみずに丁寧にお礼を言ってかえってきた。
そして帰ってよくみてみると、、、申し訳なさそうだった意味がよくわかった。
修正せずにブログに載せてもかおがわからない。(つまり明らかにピンボケ。)だが、大きさはわかる。
なので、実は丁度いい感じ。
どなたか、しりませんが、目的にばっちりあったとりかたをしてくれて、どうもありがとう