斜めに

社会を斜めに見ると裏が見える?

「議員の質問をコピペ」・・・それでも、まだ褒めたい

2020-03-03 09:57:50 | 政治
「鹿児島県議員が埼玉県議の質問をコピペ」とかのテレビを見て、「それでも、自分で質問したい項目を探している」ことを褒めたい。

さる県職員が言っていた。「『議員が来て、何か質問にイイモノないか』と聞きに来る議員が大勢いる。私らも知事や部長連中の答弁書作成が楽にできるから、持ちつ持たれつでやっている。市町村議員も同じだ。」とのこと。つまりは、議員自らが質問書を作らないのだ。どの議会報告書を住民に配るが、結局すべてではないが、特に与党議員の質問・答弁はつまらない事務職員の脚本通りということだろう。
このことを思い出して、本件を検証し、冒頭の結論だ。

もちろん、「文章能力がないから借用」は論外で、許容できる話ではない。真実なら職務能力がない、議員資格はない、と言っているに等しい。
敢えて弁護するなら、たとえば「本県が課題とするに他県議員の質問に適切な・・・」とは最低すべきだったろう。
「議員」は地元の名士、有力者などと、国会議員なら「名門」とさえハクがつけて言われる。能力がなくても、なぜか選ばれるのは、選ぶ選挙民の未熟な証であろうか。