斜めに

社会を斜めに見ると裏が見える?

映画「Fukushima50」、営利目的だ・・・「風評議害」を増大、増幅、拡大させるだけ!

2020-03-15 12:20:11 | 政治
現地の友人がこんなことを言っていた。テレビのこの映画のワンシーンで「桜の咲いている画面があったが、あれは原発事故の所在町ではない場所のだ」と。
ようするに、「かっこよく」が優先の見栄え目的の嘘の映像作りしたのだ。
ネットで批判する意見もあれば、もちろん「感動した」というのもある。しかし「感動する」ことなど原発事故当時はない混乱した現実だった。「安全と聞いていたはずが、何で不危険なのか理解できない」住民はどこへ、どのような方法で批難すればよいか、必死であった。病院に入院していた患者も自力での移動さえかなわない、途方に暮れるばかりに状況。事故原発現場と同様に「死ぬか生きるか」の場であった。
それを、原発で働く人間やそれを心配する家族の場面をアップにし、ドラマ作りにしたて、「感動」させるとは極めて許せない。
「福島」「フクシマ」でなく「Fukushima」との表示は明らかに国外へも配給を目論む者。福島県産の果樹や魚産物が今もって外国は科学的根拠のないことで拒否し輸入拒否をしている。
もし、この映画を見てスーパーで「Fukushima」ラベルを見ては購入をためらうだろう。
生産者が懸命の努力を無にするものの何ものでもない。否定する人は「福島の農漁民」の不安を知らなすぎるものだ。