アレルギーを1つ持ってるとほかのアレルギーにもなりやすい
みたいな話は時々聞くけど
こういうことの一つは「交差抗原性」といって
一見何の関連もない2つのものの成分が似ていて
そのどちらかの抗体を体がもっていると
もう一つのものも体が異物と判断してアレルギーになってしまうというもの
例えば鶏卵とウズラの卵、エビとカニなんていうのはわかりやすいけど
クラゲと納豆、っていうのは知らなかった
これはサーファーには納豆アレルギーが多いということを発見した医師たちがいて
調べてみると
サーファーはクラゲに刺されることが多く
クラゲがもっているポリガンマグルタミン酸という成分が
納豆のねばねば成分と同じだったため
クラゲに刺されたことのあるサーファーには納豆アレルギーが起こることが分かったという
って
大発見じゃないですか?
それからマダニの持つαーGalという成分は牛肉にも含まれるため
マダニに噛まれたことのある人は牛肉のアレルギーになる可能性があるそう
それってもう牛肉食べられなくなっちゃうってこと?!
いやいや、うっかりマダニにもかまれられません💦
また猫アレルギーのある方は成分が似ている豚肉などでアレルギーが出る可能性があるそうだし
アトピー性皮膚炎があり、さらに犬アレルギーを持ってる女性は
まれに不妊になる可能性があるそう
これは犬のフケのたんぱく質と人の精子のたんぱく質の成分が似ているからで
精子でアナフィラキシーショックを起こすことがまれにあるそう
まあめったに起こることじゃないみたいだけど
心配な方は検査を受けたほうがいいかも・・・
今や国民の3人に1人がアレルギーを持っているといわれる時代
場合によっては自分のことをちゃんとわかったうえで日々の生活を楽しむっていうのが
大事になっているのかもしれません
遊びに来てくださって、ありがとうございました