今日で熱海の土石流から2か月
被災者の方々は徐々に借り上げ住宅などに移動したりして
生活を少しずつ取り戻しつつあるけど
落ち着いた日々が戻るまではまだまだ遠い
まだ行方不明者が1名いて、その捜索も悪天候に阻まれなかなか進まないし
新しい環境での生活は慣れるまでに時間がかかる
もちろんコロナ禍だって被災したからって免除されるわけじゃないし
あんな恐ろしい体験をしたら普通に寝て起きることだって難しいかもしれない
そんな中
被災者は盛り土をした土地の前の所有者と今の所有者に対し
刑事告訴していて、今月中には民事訴訟も起こすそう
この土石流については人災の疑いが強いため
かなり早い段階からこの方針を固めていたよう
それから国に対しても盛り土の法整備を訴えかけていて
今後違法な盛り土をなくすための活動を続けていくよう
って
ありえない被害を受けて一番つらいときに
さらにこのコロナ禍に
こんなことをやり遂げる被災者の方々って
本当にすごいと思う
もちろんこの方々にしかできないことなんだけれども
実際にこういう行動を起こすってことがどれだけ大変なのか
想像もできない
だから被災者の方々の声が広く日本中に届いて
もうこんな悲惨な災害が二度と起こらないことを心から願う
それに
あらかじめこの地域が危ないとわかっていてちゃんと対策を取っていれば
少なくともこんなに人の命が奪われることはなかったかも
というのは
8月の半ばに富士宮で土石流が数回発生したんだけど
そこは土石流の起きた場所の下のほうにちゃんとコンクリートで固められた遊砂地というのが作られていたから
その下方の住宅街には全く被害がなかったそう
だから行政が問題をちゃんと把握してあらかじめ手を打っておけば
今回の被害のようなことにはならなかったのかも
それを思うと
このことで責任をあちこちに押し付けるのではなく
みんながそれぞれできることをして
お互いの命を守るのが一番すべきことなんだと思う
それと
まだ見つかっていない1名が早く発見されて
ご家族のもとへ帰ってきてほしい
私にはできることはほとんどないけれども
この先もずっと見守って
応援し続けていきたいと思う
遊びに来てくださって、ありがとうございました