うちの鉢植えのミカンの木
一時はアゲハチョウの幼虫に葉っぱが食い尽くされて
坊主に近い状態になってたのが
ここ２カ月ほどで復活しまして
そうしたら目ざといアゲハチョウがまた産卵にやってきたみたいで
しかも８月９月の激しい台風のさなかにやってきた子がいたらしく
最初は２匹の幼虫がすくすくと育っていたんだけど
１匹は元気がよくて、ちょいちょい動き回って葉っぱを食べ
毎日大きくなってた
でももう１匹はあまり動かず
夜間にご飯を食べた後、日中はずっと同じところにいて
だから体もなかなか大きくならなくて
この子は成長しないかもしれないと思ってた
ところが大きくなってた方はある日見たらいなくなってて（まだあおむしにもなってなかった）
どうやら動きで鳥か何かに見つかったらしく
食べられちゃった様子
で、残ったほうの子はその後もゆっくり成長して
立派なあおむし君となり
それでも動きはあまりなく、それで敵に見つからなかったのか
ついにもういつ蛹になってもおかしくない大きさに成長
なるほど、生き残る秘訣は「できるだけ動かない」ことだったんだねって思った
で先日の朝、見に行ったらいつものところにいなくなってて
あぁ、ついに蛹になるために旅立ったんだねって思い
念のため近くを探してみたけど見当たらないので
後はちゃんと蝶になるのを祈るのみって思ってた
ところが
今日、ほかのアゲハの幼虫の成長の様子を眺めてたら
えっ？この特徴的な緑の塊は・・・
なんと同じミカンの木の枝で蛹になってました！
まあ今のところまだ葉っぱはそれなりにあるから
当面は敵には見つからないと思うけど
雨が降ったら危険だからその都度軒下に入れなくちゃならないし
こいつ、最後までわたしにお世話させるつもりなんだな！って思いつつも
ちょっとうれしくなった
久々のアゲハの蛹のお話でした
今年はまだ蝶になって飛び立ったのは１匹だけだから
この子にはぜひ蝶になってもらいたいし
これから育っていく幼虫くんたちには
「できるだけ動かず敵に見つからない」戦法をしっかり受け継いで
元気に育ってほしいなって思います
遊びに来てくださって、ありがとうございました
