最近はまってる時代物の小説を読んでたら
「猫屋」っていう今の猫カフェのお店の話が出てきて
けっこう歴史に忠実な本だからびっくり
それでネットで調べてみたら
私が調べる限りは猫カフェは見当たらなかったけど
猫のレンタル業みたいのはあったらしい 猫のノミ取りっていう職業もありました
これはネズミを捕るための猫を貸し出す仕事で、けっこうな需要があったよう
それで面白くなって調べてみたら
今に通じる職業がいっぱいあった
まず目についたのは均一ショップで
今は100円ショップが全盛期だけど
これは今始まったものじゃなくて、江戸時代にはすでに「十九文屋」っていうのがあって
今同様いろんなものを売っていて人気があったそう
それで更に四文とか三十八文とかの均一ショップもできてて
今と全く同じシステムでびっくり
あとなるほどと思ったのが穴蔵屋で
江戸時代には銀行とかなかったから
お商売してる店ではお金を蔵に入れるところが多かったけど
江戸時代は火事がとても多かったので
穴を掘って倉庫のようにしてそこにお金や大切なものを埋めるってお商売もあったそう
それからこれはすごいと思ったのがリサイクル業で
当時は今ほど物が手に入らなかったから
金物や瀬戸物は専門の修理屋さんがいて、直して長く使っていたし
服は古くなったら古着屋さんで買い取ってもらい、そこで仕立て直しをして売るけど
さすがにもうボロボロで着られなくなった服は燃やして灰にし
それを肥料とか傷薬、あく抜き、シャンプーなどに活用してた
また使い古した帳簿や障子紙などは「紙くず買い」が買い取って紙すき屋さんに卸して
それをすき直してまた使っていたし
なんと「小便買い」もいて
糞便は肥料として買い取り、農家に卸していたらしい(ちなみにお代はお野菜で払われていた)
だから江戸時代はゴミがすごく少なかったそう
ここに書いたのはほんの一部だけど
江戸時代は本当に多彩な職業があって、環境問題への取り組みもしっかりして まあそれを強く意識したわけじゃないかもしれないけど・・・
考えてみたら、今のビジネスモデルは江戸時代にあったっていっても過言じゃないと思う
だからね
今こそ先人の生き方・教えをもう一度見直して
今に活かしていったらとてもいい世界になるんじゃないかって思う
たぶん今もてはやされてるお仕事のほとんどは
このころすでにあったみたいだから・・・
江戸時代、恐るべし!
皆さんも興味があったらちょっと調べてみてください
かなり面白いお商売もあって、仕事も細分化されてて
これなら仕事がないって人がいないくらい多彩で面白いですよ!
遊びに来てくださって、ありがとうございました