冬の風物詩ともいうべき
冠雪した富士山が帰ってきました
この冬はもう何度か寒波が来て
その都度山頂には雪は降っていたんだけど
その後晴れると気温上昇とともに溶けたり
富士山頂に降る雪はパウダースノーなので
強風で飛ばされたりして
あっという間に裸んぼうに戻っていて
もう今年は冠雪は難しいのかも、って思ってたけど
前々回の寒波で降った雪が解け切らないうちに前回の寒波が来て
ようやく雪衣が定着したよう
やっぱり冬の富士山はこうじゃなくっちゃね、って思うし
コロナ禍の今はこの衣をまとった富士を見て
みんなに元気になってもらいたいなとも思う
それにしても今年は寒い冬といわれてたにもかかわらず
なかなか富士が冠雪しなくてやきもきしてたけど
一説によれば冬の気圧配置が強いこの時期は
湿気は日本海側の山岳地帯で雪となって落ちてしまい
太平洋側の富士山には乾燥した空気しか届かないため
この時期は雪はあまり期待できないそう
そして立春以降に冬の気圧配置が崩れ出すと
南からの風が吹き込むようになり
そこに含まれる湿気が雪となって富士山に積もるとのことだから
今回この時期に冠雪したのは
ちょっと珍しかったのかもね
そして立春は今日だから
この先は富士山が裸になることは当分ないでしょう
それと
今までは寒波ごとに日本海側は大雪で大変だったけど
冬の気圧配置が崩れるなら日本海側の大雪も減ってくるはずで
それってどっちもいいことづくめ
この先はまだコロナのことはあるけど
少しずつでも春の気配を感じて
ちょっとほっとしたいなぁと思うし
雪を纏う富士山には
「おかえり。
ゆっくりしていってね」
遊びに来てくださって、ありがとうございました
