相変わらず時代小説を楽しんでるわたしは
集中力が低下してるだけの理由じゃなく
1冊読み切るのに時間がかかってる
その大きな理由は
出てくる言葉の意味があいまいな時は
きっちり調べるから
その時代独自の言葉遣いはもちろん
現代で使われてる言葉やことわざなんかも
はっきり意味が分かってないっていうのが時々出てくると
もうここを逃したら一生その意味を知ることがないんじゃないかと思い
ちゃんと調べる
これね、意外と大切で
たまに全然意味が違って解釈してたってこともあるから
驚き💦
っていうか、いい年してちょっと恥ずかしい
でも一番調べる確率が多いのは
色と柄
小説の中ではそれはそんなに大きな意味を持たないだろうし
知らなくたってストーリーはちゃんとわかるけど
せっかくここで出会ったから
ちゃんと調べてみようと思ったら
色はね、ものすごく意外なものがけっこうある
まあ「○○茶」ってあればだいたい茶系って見当はつくけど
その茶系だけでも数がものすごく多くて
しかも色の違いが微妙で
日本は昔から繊細な感覚を持っていたんだなってわかる
それから文字だけじゃ想像ができない色も多くて
例えば「納戸色」
納戸って押し入れみたいの想像しちゃうし
だから暗い色?としか思いつかないけど
これは緑色を帯びた深い青色(ターコイズ)なのだそうだし
縹色というのは深い青系の色で
小説の中では「深縹(こきはなだ)」などが時々出てくる
それで日本の伝統色はいくつあるのか調べてみたら
どうやら1100色くらいあるらしい・・・💦
ってこれはもう
すごすぎて素人が理解する範囲越えてる!
ここまで来ると服飾関係やインテリアなどプロの世界だろうけど
本の中でたまたま出会った色について知るのも面白いし
ちょっと前には伝統色に関する本を借りてきて
自分の気に入った色を探すっていうのも面白かった
それから柄についてもいろいろあって
市松とか唐草っていうのは皆さんご存じだと思うけど
例えば縞でも唐山縞とか片滝縞とかいくつも種類があって
それを調べていくのもまた面白い
ってことで
調べ物しつつの読書は本当に時間がかかるけど
色柄は奥が深いことを改めて知らされてる
わたしなのでした
先祖が作り上げてきた世界は
思った以上に深い・・・
遊びに来てくださって、ありがとうございました
納戸色がターコイズとは流石に思わないですよね。😅
私も着付けの時に勉強しましたが袴などにも魔除けの柄が使われてたり、、。
昔の人ってお洒落でしたよねー。❣️
えっ、着付けで色柄もお勉強したんですか?
たしかに和服は色や柄の合わせ方は大事ですもんね。
きっといい学びになったと思います。
魔よけの柄っていうのもあるんですか!
本当に色柄は奥が深いし、昔の人はおしゃれだしすごいと思います。
わたしも遅ればせながら、ちょっとずつ学んでいこうかな・・・