最近ネットのニュースでびっくりしたのが
アメリカの図書館から1904年に貸し出された本が
119年ぶりに返却されたって話
これはマサチューセッツ州のニューベッドフォード公共図書館から貸し出されたもので
そのまま延滞が続いていたんだけど
少し前にウエストバージニア大学の図書館で寄付された本を整理していたところ
この本がニューベッドフォード公共図書館の蔵書であり、廃棄された様子がないところから
そちらに確認を入れたところ
1904年から貸し出されたままになっていたことがわかり
119年ぶりの返却ということになったそう
しかも本の状態は非常に良好とのこと
だから借りた本人や家族は返却するのを忘れ
そのうち自分の家の本だと思い込んで大切に保管し
たまたま寄付したからこれが発覚したってことだろうけど
まあ1世紀以上もたって返却されたのもすごいけど
本ってきちんと保管すればこんなに長い間いい状態でいるんだってことにも驚く
この本は1881年に出版された「電気論の初歩」という本で
当時はインターネットなど他で調べる手立てがないから
貴重な資料だったと思われるし
それが1世紀以上たった今では
古い本というだけでも貴重だから
その価値は計り知れないかも
かといって返却しないのは問題だと思うから
真似はしないでほしいけどね
ところで
こんなに延滞したらさぞ延滞料金がかかるだろうと思うけれど
この図書館では1日に月5セントの延滞金がかかるけど
上限が2ドルに設定されているため
延滞料金に恐れることなく返却してほしいとのこと
他の図書館ではそのあたりどうなっているかはわからないけど
期日が過ぎてしまっても
借りたものはきちんと返しましょうね
遊びに来てくださって、ありがとうございました