先日乳がんで亡くなられた小林麻央さんが
5月末から在宅に切り替えられたことで
ちょっと注目が集まっている
在宅ケア
まだよく知らない方も多いと思うけど
実際はがん患者さんに限らず
多くの方が在宅でいろんなケアを受けながら
生活されている
高齢者の介護保険制度もその一環で
体がうまく動かない程度から寝たきりまで
そして認知症の方々などが
在宅療養をする際に
本人の意欲低下防止とか
家族の介護の負担軽減などのために
ヘルパーや看護師、訪問入浴のスタッフがおうちに出向いたり
施設に連れていっていろんなケアを受ける、というもの
子供の頃もちょっとあったけど
医師も往診してくれるので(病院による)
家族が全部頑張らなくていいし
患者さんも自宅でその人らしく暮らせる
だってね
考えてみてください
もう治らない病気があって今後も悪化していくような状況で
気持ちは安心かもしれないけど
朝早くから起こされ
どこへも行けないうえに検査で時々ご飯を抜かれ
夜は楽しみなドラマも見られず9時に消灯
外出もままならず
お楽しみもあまりなく白い天井を眺める毎日
・・・相当むなしい感じです
もちろん政府の都合もあり
医療費をできるだけ抑えるため在宅療養を勧めていて
患者さん側にとってもかなり自由が利く在宅での生活は
入院生活よりかなりメリットがある(点滴や人工呼吸器などの医療行為もお家でできます)
経済的にもずっと安いし・・・
もし家族が疲れちゃったときは
家族が体を休めるための短期入院も相談できる
・・・というわけで
病人のいるご家庭では
結構知られている方法です 状態が悪くなった時のご家族の負担増などデメリットもあります 色々調べてみてください
もちろん肺炎などで病院の治療が必要な時は入院しますし
途中で在宅ケアが難しくなったら施設入所も可能です
今や2人に1人が癌、という時代
それ以外にも脳の病気や事故で手足がきかなくなったり
肺・心臓・胃や腸・肝臓・腎臓などの絶対治らず一生持ち続ける病気のことを思うと
1人が1つ、またはそれ以上の病気を抱えて生きていく可能性が高い
もう少し先には
自分自身が在宅療養か施設入所かを決めなければならない事態が起こるかもしれません
でも
気持ちが動転しているときは
なかなかいい判断が下せないもの
だから
今まだ元気なうちに
そういう状態になったら自分はどうしたいか
そして
人生の最後をどう生きたいかを考えておく、というのも
大切なことではないでしょうか
どちらを選択しても家族はずっとかかわるので
何かの折に話し合ってみるのも
いいと思います
人生の質(クオリティ オブ ライフ)を問われる時代だからこそ
自分の大切にしていることを
この先具体的にどう道筋をつけていくかを
決めるのは自分自身です
悔いのない人生のため
ちょっと考えてみてはいかがでしょうか・・・
5月末から在宅に切り替えられたことで
ちょっと注目が集まっている
在宅ケア
まだよく知らない方も多いと思うけど
実際はがん患者さんに限らず
多くの方が在宅でいろんなケアを受けながら
生活されている
高齢者の介護保険制度もその一環で
体がうまく動かない程度から寝たきりまで
そして認知症の方々などが
在宅療養をする際に
本人の意欲低下防止とか
家族の介護の負担軽減などのために
ヘルパーや看護師、訪問入浴のスタッフがおうちに出向いたり
施設に連れていっていろんなケアを受ける、というもの
子供の頃もちょっとあったけど
医師も往診してくれるので(病院による)
家族が全部頑張らなくていいし
患者さんも自宅でその人らしく暮らせる
だってね
考えてみてください
もう治らない病気があって今後も悪化していくような状況で
気持ちは安心かもしれないけど
朝早くから起こされ
どこへも行けないうえに検査で時々ご飯を抜かれ
夜は楽しみなドラマも見られず9時に消灯
外出もままならず
お楽しみもあまりなく白い天井を眺める毎日
・・・相当むなしい感じです
もちろん政府の都合もあり
医療費をできるだけ抑えるため在宅療養を勧めていて
患者さん側にとってもかなり自由が利く在宅での生活は
入院生活よりかなりメリットがある(点滴や人工呼吸器などの医療行為もお家でできます)
経済的にもずっと安いし・・・
もし家族が疲れちゃったときは
家族が体を休めるための短期入院も相談できる
・・・というわけで
病人のいるご家庭では
結構知られている方法です 状態が悪くなった時のご家族の負担増などデメリットもあります 色々調べてみてください
もちろん肺炎などで病院の治療が必要な時は入院しますし
途中で在宅ケアが難しくなったら施設入所も可能です
今や2人に1人が癌、という時代
それ以外にも脳の病気や事故で手足がきかなくなったり
肺・心臓・胃や腸・肝臓・腎臓などの絶対治らず一生持ち続ける病気のことを思うと
1人が1つ、またはそれ以上の病気を抱えて生きていく可能性が高い
もう少し先には
自分自身が在宅療養か施設入所かを決めなければならない事態が起こるかもしれません
でも
気持ちが動転しているときは
なかなかいい判断が下せないもの
だから
今まだ元気なうちに
そういう状態になったら自分はどうしたいか
そして
人生の最後をどう生きたいかを考えておく、というのも
大切なことではないでしょうか
どちらを選択しても家族はずっとかかわるので
何かの折に話し合ってみるのも
いいと思います
人生の質(クオリティ オブ ライフ)を問われる時代だからこそ
自分の大切にしていることを
この先具体的にどう道筋をつけていくかを
決めるのは自分自身です
悔いのない人生のため
ちょっと考えてみてはいかがでしょうか・・・