kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

不安解消?

2017-10-16 18:15:34 | 
最近私の言葉をあまり聞かなくなった

おとうと犬

近くに行って手や床をたたけばこっちへ来るけど

わたしの声は聞こえてはいても反応が鈍い

すでに失明してる彼は

今後耳も聞こえなくなったら一気に年をとって介護が大変、と

かかりつけ医にも言われてて

ちょっと不安になってた

それが

トイレをするときはいつもお庭なんだけど

ここ数日は雨続きで傘が必要

だからおとうと犬を先に外に出してから

あわてて傘を取りに行って戻ってみると

ちゃんと庇のある所で待ってる



傘をさすときの”バサッ”って音を合図に砂利に降りてって

わたしをお伴におトイレをされる

最初は偶然かと思ってたけど

毎回傘をさすまで待ってる!

なぁ~んだ、ちゃんと聞こえてるんだね、と

すごく安心したわたし

まあ年のせいで多少聞きづらい音はあるだろうけど

これくらいの音が聞こえてれば大丈夫

でも、それってことは

わたしの声はほぼほぼ無視してるってこと?!

むぅぅ・・・

彼の頭の中でわたしは完全に召使いになってることが発覚

でも、ま、いっか

今更始まったことじゃないし

それ言い始めたらキリがない

それに

そんなこと思いながらおとうと犬に傘さしてるわたしは

体半分くらいずぶぬれ・・・


言いたいことはあれこれあるけど

とりあえず耳は聞こえてるみたいだから

今日はこれでいいってことにしよう、なんて

最近お気楽度が増してきてる

飼い主なのでした~

ま、これ以上心配したってしょうがないしね・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
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尽きない悩み

2017-10-15 16:01:43 | 介護
最近母は

物の場所の説明が上手にできなくなってる

「あそこにあるでしょう」とか

「そこの上のところに」とか

”あそこ” ”そこ”が何かは何度聞いてもわからないし

戸棚がいくつかあると

どの戸棚のことを言ってるかも全く分からず

結局母に来てもらって探してもらうことになる

今日はいつも通り家事とか薬セットに実家へ行き

あれこれしてると急に

母「前に買った枝豆要らないからあげる」と言う

それは夏にビールのお伴に買った冷凍のやつだけど

そのまま食べる以外に思い浮かばないまま

寒くなってしまった、ってことらしい

でも工夫すれば寒くたっておいしくいただける

なので

炊いたご飯に混ぜてみれば?と言ってみるけど

自分でするのはそんなことも面倒らしい

じゃあ私が準備だけしといてあげよう、ってことで

たくあんを刻んで枝豆を皮から出すだけの作業をするのに

包丁とまな板とタッパーが必要だけど

母に何度聞いても場所がわからず

結局母の手を煩わせる・・・

しかも耳が遠いから

いちいち大きな声を出さねばならず

けっこう疲れる・・・

今日は寒いくらいの気温なのに

ちょっと汗かきながらその後の作業しました・・・


物忘れが多くなったころから

計算や漢字のドリルをしたり

冬はわんこのセーターを作ってもらったり

デイケアでも小物作ったりして

できるだけ考える作業を勧めてるけど

やっぱり一人の時間が長いと

”相手に理解できるように伝える力”は落ちてくるみたい

まあ

”相手に対する配慮”もできなくなってるから

仕方ないか・・・

よく考えてみると

母の状態については

母より私のほうがじたばたして

受け止めができてないのかも

この先はもっとゆったり構えていった方がいいのか

それともこれ以上認知症が進まないよう刺激を増やした方がいいのか

まだまだ悩みは尽きない

娘なのでした~

みなさん、その辺はどうやって向き合ってるんだろう・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
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あなたひとすじ

2017-10-14 15:14:20 | 
おにいちゃん犬は

自分中心に世界が回ってる、みたいな性格だけど

意外と一途

といっても

彼女の話じゃなくて

おもちゃ

いや、ほんとは女の子にもそうだったかもしれないけど

幼い頃実家のおばあさん犬に覆いかぶさろうとしたところ

後ろ足の鋭い一撃を受け

それからもう女の子にはいかなくなっちゃった

その代わりなのか

その後はパンツ履いたぬいぐるみが彼の相手

10歳過ぎまでは

毎日夕飯の後にパンツを脱がせてアレをやってたけど  ルーティンワークか?!

最近ではお歳のせいかもう久しくしない

でも

お風呂とかでちょっと興奮したときとか

おやつもらう前にしばし我慢しなくちゃならないときとかに

大興奮でパンツを脱がせてる

わたしとしてもそれは結構助かってるので

そのぬいぐるみはわが家の必需品

だいたい3個くらい常備してるけど

なんと去年あたりからお店に姿が見当たらない

たまたまいつものお店で仕入れをやめたのかも、と思って

あちこち探したけど一回り大きいサイズしかなくて

今とっても困ってる

ぬいぐるみ自体の状態はまあまあだけど

もうパンツがボロボロで

ゴムが伸び切ってるし落ちない黄ばみもあるので

・・・仕方なくハンドメイド

型紙とかは取らず

パンツの縫い目をほどいてそれを新しい生地に当ててカットして

縫い合わせる

まあ、1時間もあれば3つできるかな~、くらいの気持ちでやってたら

なんと3時間もかかっちゃった

だってね~

パンツ作ってるのに縫い合わせるとこ間違えて

巨大なスカートみたいのができちゃったりして

あら大変!

あーでもないこーでもないと格闘の末

なんとかそれらしきもの完成



早速ぬいぐるみに履かせておにいちゃん犬に渡すと

・・・べつに、って感じ

あ、そうだよね、興奮してないときはいらないんだった・・・

でもその後お風呂に入って

いつも通り大興奮で脱がせておりました~

まだ自分のよだれのにおいがないから不審そうだけど

使ううちに慣れてくるから!

ってわけで

もうそろそろ寿命を迎えるくらいのぬいぐるみ

新しいパンツをもらって延命しました~

おにいちゃん犬もこれで一安心

今後も”あなたひとすじ”で

どうぞ楽しんでちょうだい

・・・まあどのくらい持つかはわからないけど

その先のことはまたその時考えるってことで!、と

ちょっとお気楽な気持ちになった

今日の飼い主なのでした~



遊びに来てくださって、ありがとうございました
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グル?順番?

2017-10-13 13:11:10 | 
元々はおとうと犬が始めた

ごはんをなかなか食べない案件

それはちょっとだけエスカレートして

介助が必要になっていたけど

ごはんにお湯をかけなくなってから

いつの間にか自分で食べるようになってた

すると

なんと今までお手伝いが全く必要なかったおにいちゃん犬が

ごはんを食べない・・・

でも

元々おにいちゃん犬はお水をあまり飲まないので

ごはんにお湯かけないと病気になっちゃいそう

なので

仕方なく2口3口介助したら

そのあとは自分で食べるようになった

全くお爺さんたちときたら・・・と思ってたら

昨日は久しぶりにおとうと犬がごはんを食べず

え~!っと思ってたら

おにいちゃん犬はさっさとごはんを食べ始めた・・・

あれ?ねえ、これって

何か決め事でもあるわけ?

どっちかが食べ始めたらどっちかが食べない、とか・・・

もしそういうことだったら

冗談じゃないわよ!っておばさんキレそう

あのね

ごはんはお遊びの道具じゃないし

おいしく楽しくいただいて

体を元気に丈夫に保つもの

だからこっちとしては

一番おいしい状態にして出してるのに~

まだ確信が持てたわけじゃないから強くは言えないけど

二人のお遊びにご飯利用してるなら

許しませんよ、覚悟しいや!と

一応にらみを利かせてみた

けど

そんなこと気にするタマじゃなさそう

まあとりあえずはちょっと様子見て

今後のこと考えよう・・・


うちではふたりのご飯の容器は同じ場所に置いてるけど

お互いが邪魔になるほど近くはない

でも

なんか落ち着かないとか

うっとうしいとか

そこら辺の事情があるのかな?

ふたりとも年をとって

これからはだんだんできることが少なくなり

ストレスも増えていく

だからそれに合わせて

わたしもこれまでのやり方を変えていく時期なのかも

相変わらず犬語がわからないので難しいけど

おふたりの様子を見ながら考えていこう、ってちょっと前向きに考えてみた

飼い主なのでした~

介護ってこうしてやるべきことが増えてくんだね・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
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気を抜くな!

2017-10-12 18:26:40 | 介護
かかりつけ医がいい先生なので

そうは言わないけど

実は定期受診がちょっと楽しみな母

お伝えしたいことがあるときは

ちゃんと言うべきことを確認してから行く

いい患者

でもね

それならいつも聞かれることは

それこそちゃんと復習してったほうがいいと思うの

例えば転倒のこと

毎回聞かれてるのに

今回もまた

母「転んでません!」と笑顔で即答

いやいや、この間転んで腕にシップ貼ってたでしょ!

それ以外にも確か転んでお尻ぶつけたって言ってたよね・・・

母にとって転倒は隠すようなことじゃないし

その様子によって薬とか調整するのが先生のお仕事なんだから

忘れるならちゃんと紙に書くとかしてったほうがいいんじゃないかな~

それと

全然聞こえてないのに笑顔で相槌打つこと

先生が丁寧に母の顔見ながら説明すると

うんうん、とタイミングよく頷くけど

後から

母「ねえ、さっき先生何言ってたの?」って毎回聞くの誰?

難聴の具合や理解力も先生が知ってた方がいいんだから

聞こえないときはちゃんと聞きなおすよういつも言ってるのに

全くその気なし

ほんの数か月前(前にかかってた病院)までは

診察は一人で受けてた母

まさかその時も全く聞いてなかったわけじゃないと思う

難聴が急に進んだ様子もないし

たぶん私が付き添ってから

お任せ状態になっちゃってるんだろう

でもね

基本自分の体のことは自分で管理するのが筋

大切な先生の説明はちゃんと聞かないとダメだよね

それでわからないことはちゃんと質問しないとね

母、娘がいるからって気を抜くな!

そんなことしてるとどんどん物忘れが激しくなって

”なりたくない老人”になっちゃうんだよ!


わたしはどっちかと言うと転倒が心配で付き添いたいだけで

診察は母と先生とでやり取りしてもらいたい派

娘の気持ち母知らず・・・

まあきっと母にも思うところはあると思うけどね


ってわけで

なかなか思いが通じ合わない

母と娘なのでした~

手をつないで歩くくらいそばにいるのに

気持ちはそうとう遠い・・・



遊びに来てくださって、ありがとうございました
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